サッカー天皇杯の魅力

こんにちは。
ディーケーです。

今回はサッカー天皇杯について話したいと思います。

①天皇杯って?

まず天皇杯について、簡単に説明します。

天皇杯は1921年に始まった日本国内におけるオープントーナメントです。
今年で104回を迎える歴史あるサッカー大会です。
出場チームはJ1、J2のチームに47都道府県の代表になります。

優勝チームには翌年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)への出場権が与えられます。

毎年正月に国立競技場で決勝戦を行うことが「正月の風物詩」とされてきましたが、近年では国際大会への参加やオフの期間の確保の観点などから正月開催を見直す意見も出ています。

②天皇杯の魅力

そんな歴史ある天皇杯ですが、1番の魅力は「下位カテゴリーのチームが上位カテゴリーのチームを倒す」ことです。
これを「ジャイアントキリング」とも呼びます。

天皇杯はJ1だけでなく、J2、J3、各都道府県大会を勝ち上がった社会人、大学が参加します。
J1は日本のトップカテゴリーに位置するので、そこにいるチームは日本でもトップの実力があるチームとなります。
そんなチームと対戦できるチャンスということで、下位カテゴリーのチームは「一泡吹かせてやる」という思いで臨んできます。
そんな勢いに呑まれたJ1チームが敗れることも多いです。
リーグ戦に集中するため、若手主体で挑んで足元を掬われることもありますが、それでも毎年のようにジャイアントキリングは起こっています。

近年でもっともジャイアントキリングを起こしたチームは2022年のヴァンフォーレ甲府でしょう。
J2でも下位に低迷していましたが、天皇杯ではJ1チームを次々と破り、決勝でも劇的なPK勝利をするなど、見事に大会の頂点に輝きました。

また、都道府県の代表でも、近年では三笘薫が在籍していた筑波大学、JFLの強豪・Honda FCといったチームがジャイアントキリングを起こしています。

ジャイアントキリングまではいきませんでしたが、2003年には市立船橋高校がその年のJ1王者・横浜F・マリノスを相手に1人少ない中PK戦までもつれ、あと一歩まで迫ったこともあります。

現在では高校年代(2種)のチームは天皇杯には参加できないのは少し残念ですね。

③まとめ

以上のように、天皇杯は歴史あり、ジャイアントキリングが魅力な大会です。

来週には天皇杯の1回戦が開幕します。
自分の住んでいる県のチームが勝ち上がるのか。
ジャイアントキリングを起こすのか。
そういったことを気にしながら見るのも面白いのではないでしょうか?
ぜひ見てみてください!!

現国立競技場での初めての決勝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?