サッカー審判雑感

こんにちは。ディケーです。

今回はサッカーの審判についてお話したいと思います。

私自身、3級審判の資格を持っており、審判の気持ちもファンサポーターの気持ちもわかるので、両方の視点で話していこうと思います。

①ファンサポーター目線

サッカーを見ていて、審判の判定に不満を持ったことはありませんか?

ファールをとってくれない。
オフサイドの反則をとられた。

自分の応援しているチームがそういう判定を受けると、イライラしてしまうこともありますよね。
時には、試合の勝敗を左右してしまうような判定もあることでしょう。

それが「誤審」だったらなおさらでしょう。
近年ではVARの導入によって、決定的なシーンに関するミスはなくなってきましたが、それでも毎週のように国内外問わず、疑惑の判定が話題に上がります。そういうシーンを見るたびに「審判のレベルは低いなー」と思ってしまいます。

②審判目線

一方、審判も人間なのでミスはありますし、贔屓目があるわけでもないでしょう。
特にプロの審判は毎日激しいトレーニングを行い、時には長距離の移動も伴うことがあるので、相当な技術、タフさを持っていると思います。
それなのに、たった一つの判定で激しい誹謗中傷を受ける非常に酷な仕事だと思います。

私も高校年代で審判をしていますが、微妙な判定をすると文句を言われてしまいます。
時には、「この審判おかしくねぇ?」といった悪口も堂々と言われます。

体育会の環境で育ってきたので、年齢も一回り下の選手に言われると、内心「コノヤロウ」とも思ってしまいますが、試合中はそれで判定を左右しないように心がけています。

でも試合後は1人で悲しんでいることもあります。大の大人ですが、辛いこともあるんです…

③結論「審判は辛いよ…」

審判は辛いですね。

良い判定をしても褒められないし、悪い判定ばかり取り上げられ叩かれる。

とてもじゃないですが、割に合わないと思います。

それでも審判を続けるのはなぜなのか?考えてみました。

それは、リスペクトの精神だと思います。

JFA(日本サッカー協会)の第1理念としてあげられているのが、リスペクトです。

試合中文句を言ってきた選手も、試合が終われば「ありがとうございました。」と言ってきます。
どんなに不満があっても、最後はお互いに尊重して終わる。
そういったサッカーのドラマの一員に入れることが私にとっての幸せなのかもしれません。

皆さんもサッカーを見るときは、サッカーの試合を演出する1人として、審判のことも注目して見てみてください。

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