〈異物〉の自認

今年になって聴き始めたInterFMのFind Your Colors with TRP。MCブルボンヌさんの語りと視点が早速大好きになっているんだけど、今週のOPトークで小中学生時の記憶がない(クラスメイトを思い出せない)という部分、共感できた。私は性的マイノリティではないけれど、クラスでずっと馴染もうとしても馴染めない子だった。仲間に入れてもらおうとしても、何故か入れてもらえない。異物・異端だった。進級でクラスが変わっても続いたので「自分に理由があるのだろう」と、ある日理解した。今でも確信はないが方々の意見を聞くに〈視点〉が他の多くの人と違うようだ。「自分が異物で、他の人には受け入れづらい人」ということを受け入れたら、突然楽になった。この〝異物〟という言葉がとてもしっくりきた。認めるのは辛かったけど。合わせなくていい(というかできない)というのは、本当に本当に大きな〈気づき〉だった。これで「何故かあえて私を傷付けてくる誰か」を気にしなくていい。私を受け入れてくれる人だけと居れば良い。居なければ独りだけど、それも受け入れよう。そう考えたら、ずっと曇ってた世界がパッとクリアになった。そこからようやく〈人〉として世界に立てた。私を排除したり、積極・消極に限らず受け入れてくれなかった人たち、なんて本当に覚えていない。私を受け入れてくれている、大切な友達にはとても感謝をしている。そして私の〈視点〉の違う発言・言動で傷付いた人がいる事に関しては否定できない。それを私が自覚できないで排除されている可能性も低くない。当時から指摘されている。開き直るつもりは毛頭ないが、これが〈異物〉の異物たる所以である。ふれ合わなければ、出会わなければ、言葉を交わさなければお互いに傷付くことなんてないのに。#TRP897 #interfm

2024.2.7のBluesky投稿を転載しました。

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