SNSマーケティング
こんにちは!😊インターン生の加納です。
前回のミーティングの際に、プロモーション方法の話になりました。
ぱっと考えついたモノで、私自身が日常的に使用していたり、広告を目にする機会が多いSNSがありました。
そこで、企業のSNSマーケティングの現状やそれぞれの特性について調べることにしました。
SNSマーケティングとは何か
みなさんはどのSNSをどのくらいの頻度で利用していますか?😮
私のスマートフォンのスクリーンタイムによると、私は平均して一日に3時間ほど😅SNSを利用しています。
SNSマーケティングとは、主に企業がマーケティングの手法としてSNSを用いることを指します。
商品の認知度の向上や販売促進を目的として、SNSを介して様々な情報を発信しています。
以前は人が商品を購入する際の判断基準として、その商品自体の機能や価格が重視されていました。
しかし近年では、商品の背景にあるストーリーや自分のライフスタイルとの親和性も重視される傾向にあります。
つまり、購買プロセスが大きく変化したと言えます。
ここで、消費者の購買プロセスについて書かれた興味深い記事があったので共有させていただきます。(以下引用:https://mtame.jp/social/SNS_marketing/)
インターネットの普及により、消費者の購買プロセスは大きく変化しました。
1920年代にアメリカで提唱された「AIDMA」は、テレビや新聞・雑誌のマス広告時代の購買決定プロセスの基本と言われ、「注意→興味→欲求→記憶→行動」という購買心理の動き方を示しています。
ここにインターネットに特有のプロセスである「Search(検索)」「Share(共有)」を加えた「AISAS(アイサス/エーサス)」は21世紀に入って電通が提唱したモデルです。
さらに、検索プロセスで発生する「Comparison(比較)」「Examination(検討)」を加えたモデルが、アンヴィコミュニケーションズが提唱した「AISCEAS(アイセアス)」です。
要するに、消費者はインターネットを利用することでマス広告に支配されることなくみずから情報収集を行うようになり、他の購買者の感想(口コミ/レビュー)を参考に購買決定するという傾向が生まれたということです。
現在では、スマートフォンの普及とともにSNSの利用率が高まったことでさらに新しいプロセスモデルが提唱されるようになりました。
株式会社ホットリンクはSNS時代の購買行動プロセスとして「ULSSAS(ウルサス)」を提唱しています。
さらにInstagramについての研究を進めた同社は、Instagram特有のユーザー行動モデルとして「UDSSAS(ウドサス)」という理論を独自にまとめています。
このことからも、人々が何か商品を購入する際の過程にSNSが入り込んでいると言えます。
SNSは若者の間では利用されていても、それ以外ではあまり見られていないのでは?
という見方もありましたが、総務省の行った、令和元年度の通信利用動向調査によると
日本のSNS利用状況はすべての年代で増加している傾向が見られます。
各SNSの特徴
様々なSNSが使用されていますが、今回の記事では3つに絞ってまとめたいと思います。
全世界で見た場合、ユーザー数のトップは23.58億人のFacebookでした。
原則実名のみ、一人一つのアカウントまでしか登録できない様になっているため、アカウントの信頼性が非常に高いという特徴があります。
その一方で、拡散性が他のSNSと比較して低いとも言えます。
現在、ユーザ数は減少傾向にあります。
それでも海外ではユーザーが圧倒的に多いため、海外向けの発信には向いていると考えられます。
Twitterは140字以内で文章を作成し、情報を発信します。若年層の利用者が多く、リツイートやいいね機能によりフォロワーに情報を共有するため、
その拡散力とスピードという面では絶大な効果が期待できます。
Facebookと異なり、匿名で簡単に複数のアカウントを登録することができてしまいます。
また、タイムライン機能があるので、目につくキャッチーなデザインの画像やテキストで発信することがポイントになります。
トレンドの移り変わりもはやいため、「話題づくり」が鍵となります。
例えば、コンビニチェーン店の広告手法でも見られるような、消費者にとってインセンティブのあるキャンペーンを行うことも効果的です。
リツイートしてもらうことで認知度と話題性の獲得が狙えます。
Instagramに投稿される情報は、写真や短い動画がメインです。
インスタグラマーという言葉があるように、いわゆる「映え」を重要視した、ビジュアル面に特化したSNSだと言えます。
24時間で投稿が消えるストーリーズ機能などがあり、ユーザーのアクセス頻度は非常に高いです。
また、検索としてのSNSという使い方もされています。
私も大学近くのカフェをタグ機能を使って検索して、どのようなメニューがあるのか、評判はいいのかなど調べてから実際にお店に足を運びます。
商品のイメージと直結するSNSであり、ブランドの確立という面で非常に効果的なツールです。
まとめ
このように、消費者の認知、そしてその反応をすぐに受け取ることの出来るSNSを通じたマーケティングは多岐にわたります。
それぞれ期待できる効果は異なるため、目的を明確にし、併用していく必要があると感じました。
参考文献
2021.06.14, インスタラボ, 日本・世界のSNSユーザー数まとめ, https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/, 閲覧日2021年8月6日
2020.06.24,エムタメ, https://mtame.jp/social/SNS_marketing ,閲覧日2021年8月6日