ローローの出エジプト日記⑧ - 夜ばいホテルはやばいよ！
前回まで: カイロに留学に来て三ツ星ホテル滞在するものの、ホテル従業員たちがむやみやたらにチップを請求し、その上、虫が多く、身体中を刺されたため、別宿に移ることに。
でも予算の関係で、安宿の選択しかなくガイドブックで口コミの良かった宿へ向かったものの...
まんが: けんいちパンダさん
↑私の目のクマまで描いてくれています、けんいち氏凄い! ちなみにくどいですが、実際はジャージ着でしたので..😅
↑私の目のしょぼしょぼ、そして目の下のクマ、疲れている感じが凝っている!
ガイドブックには、｢フレンドリーでアットホームな宿｣ ｢クリーンで居心地いい｣など口コミ評価が書かれていたのですが、この漫画のようにセクハラ夜ばいオーナーで、本当に怖かったです。
どうしてすぐに宿を飛び出し、お金がかかってもヒルトンクラスのホテルにぱっと変えなかったのか、と今の自分なら思いますが、
なぜか｢朝まで我慢、朝まで辛抱｣と震えながら、自分で言い聞かせていました。
ただレイプするようなオーナーではなく、しつこかったものの、｢絶対嫌だ｣と強くはねつけたら、出て行ってくれたのだけ良かったです。
またガイドブックの高評価口コミですが、男のバックパッカーたちが書き込んだものばかりだ、と気づきました。
その後、どこか旅行をし安宿に泊まる時は、ひとり旅をした同性の評価はどうなっているのか、を必ずチェックするようにしました。
なお、この夜ばいやばいホテルはネットで見るとまだ営業をしており、最近のあるアメリカ人女性のレビューを見ると
｢BAD。
部屋は清潔でなく不快きまわりない、そしてエレベーターは安全でない。この宿に泊まるなら、エレベーターではなく階段を利用すべし。
また、屋上のテラスは宿の宿泊者ではない部外者たちでいつも騒々しい。ルームサービスを頼むとすぐに支払いを要求される上、なかなか部屋から出て行こうとしない。
"The worst hotel in egypt ever"だ｣。
この評価を書いたアメリカ人女性とは、ああ酒を呑み交わしたい...
ところでエジプトには現在、カイロ、ハルガダ、シャルムエルシェイク、アレクサンドリア（ボルグエルアラブ）の4つの国際空港があります。
そして今年7月に五つ目の国際空港が生まれます。ギザのスフィンクス国際空港(SPX)です。
(ちなみに、2018年にすでにプレオープンしており、すでに国内テスト飛行およびヨルダンのアンマンからの国際便も飛んでいます)
どこの国の建設会社が入札したのかな、と調べてみるとエジプトの建設会社のようで、
ぬぬ、大丈夫なのかな...とちょっと不安になった私ですが、
SPXの空港の最大の目的は、カイロ国際空港（Covid-19危機前は1300万人の乗客）の混雑と首都の交通を緩和するためとのこと。
さらに、エジプト航空の子会社として、新しい航空会社Air Sphinxを設立し、国内各観光地- アスワン、ハルガダ、ルクソール、シャルムエルシェイク飛行サービスを提供します。
エジプトの観光セクターはその経済にとって不可欠であり、GDPの15パーセントを占めています。
エジプトの観光業は、主に2020年のコロナウイルスのパンデミックと最近のロシアのウクライナへの侵入により、近年苦しんでおり、観光業界を復活させる取り組みが増加しています。
そこで、エジプトの観光省は3月に国の夏のシーズンに向けて「Follow the Sun」キャンペーンを開始しましたが、民間航空省は昨年4月に到着交通を緩和するために必要な予防接種証明をデジタル化しました。
『ローローの出エジプト日記』にもいずれ出てくる予定ですが、かつては国内線は国営エジプト航空一社独占状態で、まったくもって好き放題でサービス業の概念もなく、
飛ぶ予定の便がいきなりなくなったり、トランジットもするのかしないのかその時々で適当だった上、
ラマダーン時期はパイロットが運転する気がなく、約半日も遅延したりめちゃくちゃでした。
しかし今思えば、ああいうまだめちゃくちゃな時代だったからこそ、ハプニングやドラマがいっぱい生まれて、このnote記事ネタもたくさん書けて良かったかな。二度と同じ経験をしたくないけどネ。
漫画『ローローの出エジプト日記』では、次はまた別の安宿へ移動します。やっと虫(ダニノミ南京虫)やセクハラに悩まされずに済むのですが、
今度の宿では、そこで出会った外国人長期滞在者たちが"強烈"で...!
はてさてどうなる、こうごご期待、インシャアラー!
参照
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