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船の旅・船の移動で注意すべきこと

離島へ行くには一般的には船(フェリー)

北海道に住んでいます。妻が沖縄出身ですが、義父は沖縄本島、義母は慶良間諸島の座間味島出身です。なので、一度座間味島に行ってみたいなと思っていましたので、旅費も安い今年の1月に家族で行ってきました。もちろん北海道から飛行機で行くのですが、行けるのは沖縄本島までです。そこから先は船(フェリー)。飛行機もありますが費用が高いのでやっぱり船(フェリー)。海の景色も眺められますしね。

乗り物なので発着時間があります。旅を快適に過ごすためには、効率的なスケジューリングが必須です。でも、お天気や事故など、いろんなトラブルを想定してないとちょっと大変な目にあうかも。しかも普段から船(フェリー)なんて使ってない私にとっては、当日行けばチケット買えて絶対乗れると思っているけどそこが大間違いなんです。ということを今回体験いたしました。

ここでは船(フェリー)を使った旅行で注意すべきことをご紹介いたします。

離島に行く

座間味島は沖縄本島からフェリーで約2時間(高速船だと1時間)。島に渡る前日、那覇市の両親の家に泊まった時です。テレビで明日の天気予報をチェックしていたのですが、義母はなぜか波の高さを気にしていました。

「波の高さが4mを超えると船が出ないのよね~」

マジすか。。。
さすがに波の高さを気にしたことはなかったので、驚いたとともにその日は空が曇っていたので若干の不安を覚えたことです。

翌日・・・
無事船は出航しました!

■フェリー料金情報
那覇~座間味港・阿嘉港料金
【大人片道】2,150円 (高速艇はもう少し高いです)
▼詳細はこちらから
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/info/m/2013/02/pricelist.php

出航できたので、さすがに波は4mなかったのですが、結構揺れました。船内はゆったり座れるスペースがあり、デッキにもたくさんの椅子や机が用意されていて、快適な船の旅ができました。1月なのでデッキは寒かったですが。

そして、やっておきたいこととして荷物がたくさん(スーツケースなど)ある場合はコンテナ輸送を頼むといいです。事前に電話で予約しておくとスムーズですよ。乗客の大きい荷物をまとめてコンテナにつめて、船(フェリー)に乗せてもらえます。

座間味島ではさすがに海には入れませんでしたが、釣りをしたりビーチで凧揚げしたり、けっこう遊べました。次回はぜひ、春から秋にかけて来たいですね。やはり海を満喫したいので。

帰りが問題

沖縄本島に帰る日の朝6時か7時頃でしたでしょうか、島の各所にあるスピーカーから放送が。。。

「本日は強風で波が高く、沖縄本島行きのフェリーが全便欠航になりました」

げ。
次の日、飛行機で帰るのに、間に合うかな、、、

前の晩、結構雨と風がひどかったけど、当然のように帰れると思ってたのが甘かったようです。天気もそんなに悪くないのに。海と陸では風の強さも違うので、ちょっとでも海が荒れると船は出ないそうです。地元の人にとってはそれは当たり前みたいですが。

さあ、ここからが本番!
翌日のフェリー便に乗っても北海道へ帰る飛行機には間に合わない。次の日から仕事だから絶対にその飛行機には乗らないといけない。そのためには何としてでも今日中に沖縄本島に辿り着かないといけないんです。

はっきり言って、こんなことになるとは予想だにしていなかった。本当、いい経験をさせてもらいました。

結論から言いますと、その日に沖縄本島に帰ってこれました。いやー、焦った。島の人にいろいろ聞いたり観光協会に連絡したりして、船をチャーターすることができました。これもまた良い経験。

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隣の渡嘉敷島から沖縄本島にフェリーが出てて、その日は出航するとの情報を得ていたので、この船で渡嘉敷島までクルージングできました。

不幸中の幸いとはこのこと。神様からのプレゼントでしたね。親族みんなで10名ほどいましたので、フェリー代とおなじぐらいの単価でチャーターできました。子供たちにとっては良い思い出になったのではないでしょうか。

船の移動は本当に何が起こるかわからない。余裕をもったスケジュールを立てることと、万が一どうするべきかをしっかり考えておくことが重要ですね。

まとめ

船やフェリーを利用する旅の注意点をまとめます。

①利用当日の天気予報は天気だけでなく波の高さを確認しておく

②欠航になる条件(波の高さや風の強さなど)を事前に調べておく

③欠航になった場合の代替案を考えて調査しておく
(船だけではなくヘリコプターや飛行機なんかも利用できるかも)


ハプニングがあるからこそ思い出に残る旅なのかもしれませんね。

皆さん、よい旅を!

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