東京のホテル宿泊記録 (12: 三井ガーデンホテル京橋)
ホテル暮らし7日目です。明日は実家で用事のため、仕事終わりで新幹線に乗り、京都に帰省しています。半分は新幹線で書いて、後半は今日宿泊するsequence|KYOUTO GOJOで書いていますが、このホテルめちゃくちゃ良いです。やはりsequenceが好きだな、と思っています。
一昨日に3泊した水道橋を離れて京橋にきました。京橋は東京駅の丸の内・皇居側の裏側である八重洲エリアの東側、銀座の北側に位置し、中央通り沿いにはエドグランやトラストタワー等大規模なビルが立ち並んでいるビジネスの街です。
中央通り沿いには、京橋エドグランのような再開発のビルや、マリオットのコートヤード、ダイワロイネット、レムなどアッパークラスのビジネスホテルが続々とオープンしていますが、その並びに三井ガーデンホテル京橋も建っています。
1週間で豊洲→水道橋→京橋、と移動してきましたが、ここは完全に客層がスーツのおじさんが多かったです。ディズニー帰りのカップルも見かけましたが、やはり、東京駅徒歩圏内のオフィス街という立地だけあって、ビジネス客向けの過ごしやすいオーソドックスなホテル、という印象でした。
入口はこんな感じ。
1階にはエクセルシオールが入っていますが、ホテルとしてはエントランスとバックヤードのみという構成で2階にロビーがあります。客室にも言えることですが、全体的に「和」のテイストがあしらわれているのが印象的で、これは利便性重視で東京駅近辺に泊まるインバウンド客のウケも見越していそうです。
ロビー奥にレストランが見えますが朝食とランチの営業のみ。夜の営業をしないのは割り切りがすごい。手前のロビーは21時まで使える宿泊者専用ラウンジということで、私も昨日の午後はチェックインしてから奥のテーブルで仕事をしていました。(こんな時期だからなのか、3時間くらい貸切でした。。。)
エレベーターで客室へ向かいます。が、ここで少し残念ポイント。15階建てなのですが、エレベーターが2基しかないので、朝夕の混んでいる時間帯はなかなかエレベーターが来ない。体感ですが2,3分くらい待つこともあって、設計ミスでは?と思ってしまいます。エレベーターホールの壁のアート?はおしゃれです。
客室は12階のモデレートダブル(18平米)1人で泊まるのには狭くもなく広すぎもせずちょうど良いサイズ感。黒い壁とベージュのタイルカーペット、白い天井と、落ち着いておりスッキリとした色合いの客室です。
背もたれが格子状の木組となっている紫色のソファが空間全体を少し優雅な感じにしています。珍しいソファだと思いましたが、クッションを使わないと背中が痛いです。。。
上のソファもそうですが、サムネのベッドボード上の亀の絵など随所に見える和のテイストの設えがこのホテルならではのポイントになっています。
また、柱周りをうまく活用した棚が工夫が詰まっていて面白いと感じました。
このアクリルの引き違い棚には照明が仕込んであり、点灯すると行灯のようになります。上段にケトルとアイスペール、下段にグラス・カップなどが納められています。この棚の下にの黒い部分には金庫、その下の出っ張った天板部分は小物を置くのにちょうど良いサイズ感です。小口にコンセントの差込口があるのも賢い工夫。下の棚には冷蔵庫が収まっていて、省スペースでここまで盛りだくさんを詰め込みながら、意匠としてまとめているのは気合が入っているように感じました。
こんな感じでアートや什器・造作家具の設えで空間を豊かにするこのホテルの工夫は、京橋という東京らしくも街特有の文脈を見出すのが難しいエリアで、独自性を出す上で重要なポイントかな、と思いました。
ちなみに今日宿泊中のsequence|KYOTO GOJO、かなり良いので一泊の予定を連泊することにしました。この生活楽しいし、贅沢な経験なのですが、少し修行じみてきました。。。
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