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東京のホテル宿泊記録(14:三井ガーデンホテル大手町)

ホテル暮らし14日目ですが、今日は一旦約2週間ぶりに家に帰ってきています。意外と「久しぶりに帰ってきたなぁ~」みたいな感慨深さもなく、家について数時間経つと、もう何事もなかったように日常に戻っています。

週の前半は前々回前回のnote記事で書いたように汐留イタリア街に泊まっていたのですが、水曜日に大手町に移動して2泊しましたので、今回はその宿泊記録です。

大手町というエリアは東京駅・丸の内エリアの北側、高さ100m超級の高層ビルが建ち並ぶビジネス街です。昨日の夜にこの北側のあたりを闊歩してみました。星のや東京もこのあたりのエリアにあります。そう考えるとやはり星のやは異質な感じです。

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さて、今回泊まった三井ガーデンホテル大手町ですが、「大手町」と言いながら、首都高の走る日本橋川を渡った位置にあるので、住所的には「神田」です。ところで、noteのプロフィール画像もそうですが、私は橋の下みたいな景観が好きかもしれません。

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マンションでも新富町あたりを銀座と言い張ったり、やはり「神田」より「大手町」の方が、ホテル名称的には箔がつくのでしょうか。ちなみに神田駅前は新橋駅と同じようにサラリーマンのための飲み屋街になっていますが、今はまん防も始まり20時を過ぎるとお店はどこも閉まっていました。

そんな大手町と神田のちょうど境に今回泊まったホテルは位置します。エントランスの手前、サインのみえる道路に面するところに、ベーカリーキッチン(パン屋+レストランのような店舗)が入っています。

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1階エントランスからチェックインカウンターを見てみます。木のフローリングやエレベーター周りのブルーのタイルや本棚(いわゆる見せ本)、照明の感じが、レトロポップなテイストで、どことなく可愛らしい内装という印象です。

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この背面がベーカリーキッチンです。昨日の昼にここでご飯を食べたのですが、パン2種類、デリ2種類にスープがついて850円、+100円でコーヒーがつくなどお得な感じ。多分朝食が1650円なので、ランチがコスパ良いです。12時過ぎには近くのオフィスのOLみたいな人がたくさん来ていて、完全に女性向けのお店という感じでした。

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他に大浴場やラウンジなどはなく2階以上はすべて客室となっていますので、早速エレベーターに乗って客室へ。エレベーターホールに謎のベンチと照明が置かれています。

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泊まった部屋はモデレートダブル(18.0㎡)この部屋サイズが基本のようです。木調の壁紙と2段になっているテレビ台、暗いグリーンのベッドボード、カーキ色のソファと、少し高いテーブル。これまでの三井ガーデンホテルの内装にはあまり見られないポップな感じです。

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面白かったのはこのチェスト。H1030mmと割と背の高い位置にありますが、上になんでも小物を置けるくらいのサイズで、一番下から冷蔵庫の入っている開き戸の扉、中段が約款や手鏡などの入る引き出し、上段がケトルやカップ・グラスが収まる棚になっていますが、この一番上の棚の天板が上がるんです。だからどう、というところではないですが、使いやすさとちょっとした驚きがあります。

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そして、窓からの眺めがこんな感じ。この角度で首都高を眺めるのはかなり新鮮です。ただ、幅1000mmと中途半端で、防音のため二重サッシになっているのと、防火のため外側窓は網入りガラスになっているので、眺望を楽しむ、ということに主眼が置かれている感じではありません。

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後で確認したところ、このホテルのコンセプトは「Urban Oasis」。都会の中でひと時の安らぎを、という感じでしょうか。ワードにするとありきたりな感じもしますし、初回の豊洲や前回の汐留のようなホテル然とした落ち着いたトーンの内装と比べると全体としては少し安っぽくも見えますが、それでもこの場所と全体のテイストはマッチしていて、割と好きな感じでした。

最後にいつも通り図面を掲載します。扉回りの納まりが格好悪い……相当設計に苦労してそうな気がします笑

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