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東京のホテル宿泊記録(22: 三井ガーデンホテル銀座プレミア)

とうとう本日、30泊31日のホテル生活が終了しました。

昨日は夕方から大学の同期と延々とリモート会合をしていたので、1日投稿が空いてしまいましたが、今回は一昨日から昨日にかけて宿泊した三井ガーデンホテル銀座プレミアの宿泊記録です。

なんと、この銀座プレミアの宿泊をもって、都内の三井ガーデンホテル及びsequenceは全て制覇したことになります

ちなみに最終日に宿泊したのは2週間前にお世話になった銀座五丁目でした。ホテル生活ラストをこのホテルにした理由や、今回のホテル生活の総括については、その中で触れたいと思います。

さて、以前の記事でも書いた通り、銀座エリアには三井不動産系列のホテルが4つありますが、この銀座プレミアは開業が2005年、2013年にリニューアルをしている三井ガーデンホテルの中でも歴史が長めのホテルで、長らく三井ガーデンホテルブランドのフラッグシップとしてその名を馳せています。

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銀座プレミアは、立地は銀座といいつつ新橋・汐留寄りで、周辺は電通本社や浜離宮などが近いエリアです。低層階はコンビニが入り、中層階はオフィス、高層階(16階〜25階)がホテルとなっていて、銀座エリアで唯一の高層階に位置する夜景が綺麗なホテルとなっています

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1階エントランスの周辺はこんな感じ。高層建物の場合は建ぺい率の関係から足元の空地が大きくなるため、このように緑を配して街に対して配慮しているケースが多いです。

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大きな自動扉が開くと風除室、エレベーターホールと見えますが、このあたりはゆったりしたつくりになっています。インフォメーションカウンターがあり、チェックアウト時にはスタッフさんが立っていたので、ちょっとした案内はこちらでやっているのでしょう。

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直通エレベーターに乗ってロビー階である16階へ向かいます。エレベーターを降りるとこんな感じ。築地や勝どきを臨む南東方面と東京タワーを臨む南西方面に視界が抜けていて、見晴らしのよいロビーラウンジとなっています。

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ソファ席だけでなく、電源タップのついたハイカウンターの席もあり、多用途での利用が想定されます。

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奥にはレストランとバー。豊洲の時もそうでしたが、眺望を活かしたレストランはいかにも都内のホテルという感じで、ここでも少しリッチな感じの人たちがランチやお茶をしていました。宿泊に関しても、やはりGWでおでかけする場所もなく、ホテルに来ているというお客さんが多いイメージでした。

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ロビー奥のエレベーターで客室へ向かいます。建物が大きく廊下もかなり長い。17~25階で360室超ということで、銀座エリアでは随一の規模感のホテル。

宿泊したのはモデレート(18.5㎡)です。デスク周りが充実しており、コンパクトに納まっているので、ビジネス利用の1人客にぴったりな部屋という感じでした。

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今回もまず図面を載せておきます。

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図面でわかるように特徴的なのは、斜めになった洗面台スペース。パイプスペースの関係上、また、限られた面積で洗い場付きのバスルームを設ける都合、水回りが少し不思議な納まりになっています。

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リニューアルオープンから8年経っているということもあり、白いタイルとガラス扉の金物の取り合いは少しサビて汚くなっていましたが、まあ全体としては清潔な印象です。

バスルームには幅600mm弱の小窓がついており、スイッチで曇りガラスと透明ガラスを切り替えられる仕様(瞬間調光ガラスというそうです)となっています。バスタブにつかりながら、東京の夜景が見える、そんなコンセプトで作られたと思いますが、実際にはバスタブから見えるのは、机の背面とテレビということでやや残念な感じ。。。

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六本木プレミアの記事の時には触れませんでしたが、隣室と互い違いにクローゼットを配置する手法は、狭いスペースをうまく活用するホテルのプランでよくみられる形で、MUJI HOTEL等でも同じ工夫がされています。このケトルとアイスペールの置いてある棚は少し中途半端でした。もう少しやりようがあるのでは、、、

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寝室空間はデスクやソファも含めてコンパクトに納まっています。机の上にはスタンドライトや鏡など盛りだくさんに置かれており、やや混雑していますが、スペースを作ればPCも開けられそうです。ソファは椅子からギリギリ手を伸ばせば届く距離なので、荷物置きとしてちょうどよい高さでした。

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緊急事態宣言下ということもあり、夜景が寂しい感じでした。こればかりは仕方がありませんが、通常であれば銀座の夜の街並みを臨むビューが楽しめるはずです。

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全体としてはコンパクトな空間を上手く活用しつつ、銀座の眺望と快適性を追求した正統派のアッパーミドルクラスのホテル、という感じでした。

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これにて東京のホテル宿泊記録「三井ガーデンホテル編」は締めにしたいと思います。都内すべての三井ガーデンホテルをレビューしましたのでやり切った感が半端ないです。

この1カ月、noteの記事ではこれまで同様、ホテルのデザインに着目したレビューを淡々と載せてきましたが、このホテル生活の中で考えたことや、思っていることなど、たくさんありますので、しばらくはこのネタをこすり倒していきたいと思っています。

引き続き、読んでくださる方は、ぜひお付き合いよろしくお願いします。

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