![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100652707/rectangle_large_type_2_24b2334670010469cdb85979c52fbe33.jpeg?width=800)
Vol.12 R: RACING EVOLUTIONを語る その1
ハイスピードなドリフトの爽快感で人気を博したレースゲーム、リッジレーサー。そのリッジレーサーの外伝的なレースゲームが今回紹介するR: RACING EVOLUTIONという作品です。2003年にナムコ(現:バンダイナムコ)から発売され、プレイステーション2、Xbox、ゲームキューブで遊ぶ事が出来ます。私がこの作品に出会ったのは、以前紹介した街道バトル1作目と同じく小学1年生の頃で、入手したお店も街道と同じでした。パッケージの後ろに私が愛して止まないインプレッサのラリーカーが写っており、親に買って貰いました(PS2 版)。
街道バトルの記事はこちらから
実在のレースカーやコースを多数収録
リッジレーサーは架空の車しか登場しませんが、本作は実在のレースカーが収録されています。車のバリエーションも豊富で、GTカー、プロトタイプレースカー(いわゆるル・マンカー)、ラリーカー、ドラッグカー等が収録されています。それらのマシンはクラス分けがされており、例えばGTクラス1にはJGTCのGT500やALMSのような500~600馬力級のGTマシン、ラリークラス1にはWRCのグループA(WRカー)に相当するマシンが該当します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100654803/picture_pc_80e048745f683d1d1b3562e0cfd722b6.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100655071/picture_pc_c7c86c3cfe067f954d82fc1c6b0977b7.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100655350/picture_pc_d340410db5473f4ff013b5176161e1e6.png?width=800)
GTクラス1、プロトタイプクラス、ラリークラス1のマシンには多機能ディスプレイが搭載されており、レース中に前後のスタビライザーの硬さや前後のブレーキバランスを調整する事が出来ます。ラリークラス1は全車4WDであり、センターデフ調整で前後の駆動配分を制御する事も可能です。レース中にセッティングを弄れるという機能はこの当時のレースゲームには中々無いのではないでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1679214619345-OBW3jYLOs2.jpg)
コースもリッジレーサーでは架空の物のみでしたが、本作には実在のサーキットが収録されております。例えば実在のコースはツインリンクもてぎ(現:モビリティリゾートもてぎ)のオーバルコース、鈴鹿サーキット(フルコースと東ショートの2パターン)、F1でお馴染みのモナコ等が収録されています。架空のコースも収録されており、テクニカルサーキットのグリーンフィールド、市街地コースの横浜みなとみらい、ラリーコース(ターマックとダートの2種類)やドラッグコース等があります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100655954/picture_pc_6e5fe58953f116cd1ad01ef13f47e84a.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100655952/picture_pc_bc5e93824d5b5e3f7210e93f547c62d1.png?width=800)
レーシングラグーンのYOKOHAMA GPのコースと一部のセクションが重なっているのだとか・・・。
余談ですが、本作のダートコースはラリーカー以外の車でも走行可能で、プロトタイプレースカーでダートコースを走る事が出来ます。但し、物凄く跳ねやすく、慎重に運転しないと簡単にスピンするのでかなり難しいです。そして何故かGTクラス1のM3 GTRのみダート走行不可になってます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100653287/picture_pc_91030e7157b4d341c3a1f15addad4de7.png?width=800)
Vol.13に続く(3月20日公開予定)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?