個人的2021年のベストアルバム(ロックポップス)
新作は月に1枚買うかどうかというところで、サブスクに移行したほうが良いのか悩んだ2021年でしたが、やはり僕は物理ディスクが欲しい。
パッケージ、ジャケット、盤面といったデザインやどんな紙を使っているか、プラケースなのか紙ケースなのか、とかそういった事も含めてトータル的にアートだと思って生きています。
自分がレーベル主催していたらやっぱりこだわった部分は見て欲しいし、曲順だって考え抜いた曲順で聴いて欲しい。
なので僕は物理です。
そんなわけで、古いものから新作まで色々聴きましたが、2021年に発売されたやつに限定して勝手に個人的ベストを語っていく俺語り記事。
来年もすでに色々と発売予定があってワクワクしていますが、来年を楽しみにしつつ、2021年の僕の仕事中、移動中のBGM、または寝る前の1時間、そんな時間に大活躍してくれたアルバムを紹介していきます。
クラシック音楽の仕事をしてるのですが仕事中はクラシック音楽を聴く必要があるとき以外はロックやポップスを聴いています。
収録曲のMVなどがあれば合わせて1-2曲リンクしてみますので、ぜひ聴いてみてほしいと思います!一緒に沼に沈もう!
ジャケ写はいつもお世話になっている楽天ブックス・・・ではなくamazonから。
■Foo Fighters「Medicine At Midnight」
おそらく2021年に聴いた最初の2021年アルバムです。とりあえず聴くっていう感じですよねフー・ファイターズは。グランジ世代なので。
彼らが書く曲はアルバムを出すごとに幅が広がっていて、このアルバムになるともうよくわからないのですがしっかりフー・ファイターズしてるんですよね、不思議ですよね。
あらためて聴くとやっぱりめちゃくちゃカッコイイ。
ロックが好きなんだ!っていう思いがビシバシ伝わってくるアルバムです。
■Taylor Swift「evermore」
前作からアコースティックな路線が続いて、個人的には嬉しいです。妻はこういうの聴くと退屈で寝てしまうそうなんですが、僕は好きです。
とにかくテイラー・スウィフトは話題に事欠かないというか、過去作の再レコーディングも順調に進んでいるしその過去作からの曲がすんごいストリーミングされたりとか、いまのポップス界のクイーンであることは間違いない。
でも単純に話題性があるかどうかの前に、根底にまず彼女が書く曲が優れているということが何より大事なことです。
このアルバムは寝る前によく聴いていましたね。一日の怒りとかストレスとかそういうものを洗い流すようなアルバムでした。
■The Offspring「Let The Bad Times Roll」
一聴したときに「声変わったな」と感じたのですが、だいぶ大人のバンドになったなあという印象のアルバムでした。曲は相変わらずかっこいいんですけどね。
「Gone Away」のスローバラードバージョンが良かったです。元のメロディが優れているバンドなので、アコースティックなアルバムを作っても面白いのかなと思いました。
でもヌードルズのバリバリのギターもやっぱり聴きたいよね。
■Natalie Gelman「Moth To The Flame」
まだ日本ではメジャーではないナタリー・ゲルマン。すごく良い曲を書くし歌声もパワフルなのですが、アメリカでもまだブレイクはしていないようです。
と同時に、個人の発信次第では本国でブレイクしていなくても日本にも届くという時代なんだなということを感じて、すごく面白い時代になったなあとも思います。確か誰かもわからずにおすすめで出てきたInstagramでフォローしてたんだと思う。
カントリーロック的な感じですが、特に「Heavy Heavy Heart」「Better Days」は好きです。
■Billie Eilish「Happier Than Ever」
まあこれはね。もちろん。2枚目でクオリティを落としちゃう人も多いのですが、彼女の場合は兄貴と一緒にやってることもあってか絶妙なほんのちょっとの方向転換が奏功している気がします。
ファーストの焼き直しじゃ面白くないもんね。ファーストの匂いがするのは「Therefore I Am」くらいでしょうか。
曲のクオリティはどれも高いです。
■日食なつこ「アンチ・フリーズ」
今年一番聴いたアルバムですね。全曲最高です。一生ついていく。
妻の車の中でも未だに聴いていて、娘はほとんどの曲を歌えるようになりました。
特に「泡沫の箱庭」「音楽のすゝめ」は名曲だなあ。僕が一番好きなのは「HIKKOSHI」です。(MVないですけど)
■Manic Street Preachers「The Ultra Vivid Lament」
我らが(誰らが?)ウェールズが誇るManic Street Preachers。ずっと追いかけているバンドですね。今回はこれまでの中でも割と聴きやすいというか、シングル性の高い曲が多い印象があります。
これを機にまたマニックスのファンが増えることを願ってやみません。マジでなんでこんな曲書けるんだろう。
これもすごいアルバムでした。買ってね!
■宮本浩次「縦横無尽」
これもよく聴いたなあ。宮本さんは凄いですよね・・・アルバム全体の曲のクオリティはファーストより上がってると思います。
ライブツアー中のInstagramの企画も良かったですね。
自信満々で出してきた、というのがよくわかるアルバムに仕上がっております。
■FINNEAS「Optimist」
満を持してデビューしたビリー・アイリッシュの共同作曲者で兄貴のフィニアス。天才としかいいようがないアルバムを出してきました。
これもよく聴いた。ヤバイですよねこのクオリティは。
「ビリーの兄貴」で終わる器の人ではなかったことを自らの力で証明した、ぶちかっこいいアルバム。
次作も楽しみです。最終的にビリー・アイリッシュよりも名を残しそうな気がするね・・・
2021年のアルバムはこんな感じかな。今年も多くのミュージシャンのおかげで楽しく過ごすことが出来て、感謝しかないですね。
来年も楽しみたいと思います。
ロック!
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