見出し画像

私のこれからが見つかった場所

ジーズアカデミー入学前の私は、新卒入社した会社で広報やマーケティングを担当していました。そんな中、コロナ禍に突入。一人で過ごす時間が増え、自分自身を見つめ直す時間が増えました。

いったん、会社を辞めよう。

そう思い立った私は、転職先も決めぬまま会社を辞めました。ずっと興味のあったWebデザインを学びながら、これから先の人生で心からやりたいと思える何かを探すことにしたのです。

社会人生活を振り返ると、入社時には20代のうちに起業したいと思っていたにもかかわらず、気付けばただがむしゃらに業務をこなすだけの日々を送るようになっていました。

そしてそれと同時に抱えていた、漠然とした将来への不安。

自分が行っている業務から得たスキルは、果たしてその会社の外でも通用するのだろうか。これから先もずっとやっていきたい仕事、向いている仕事なのだろうか。その会社でジェネラリストになるのではなく、自分自身の性格や特性を活かして、もっと専門的なスキルを身に付けた方が幸せなのではないだろうか。

それに、学生時代から抱えている起業という夢も実現したい。そして、ただ起業するだけではなく、将来のためにリスクヘッジもしておきたい。今学んでいるWebデザインも楽しいけれど、これ一本で今後ずっと食べていける気はしない。

そのために、世の中のニーズに合ったスキルを身に付けておきたい。

そこで真っ先に頭に浮かんだのは、「プログラミングを学ぼう!」でした。

それに、プログラミングを学べば自分自身の手でプロダクトを生み出すこともできるではありませんか。そう考えたとき、過去に起業関係のイベントで訪れたジーズアカデミー(デジタルハリウッドが2015年に設立したエンジニア・起業家養成スクール)を思い出しました。

「あれ?ジーズアカデミーがまさにそれを実現するために最適な場所じゃない?」「ここ以上に私がやりたいことにピッタリ当てはまるスクールないじゃん!」そう思ってサイトを見ると、何と締切前最後の説明会が今週末に迫っていました。

運命的なものを感じた私は急いで申し込みボタンを押し、その説明会に参加することにしたのです。

そこから入学式までは、怒涛の速さで進みました。

まずは締切ギリギリで給付金の認定を受け、ジーズアカデミーの面接を受けて合格メールをもらい、デザインのスクールに辞めたい旨を伝え、即日で入金。そして迎えた、入学式当日。

原宿駅すぐのオシャレな校舎に飲み放題のブラックコーヒー、優しく頭の切れる講師陣、熱くて優秀な仲間たち。最高の学習環境に胸が躍ったことを今でも覚えています。

ジーズアカデミーでは、「Why Me?(なぜ自分がそれをやるのか)」とコードにひたすら向き合い続けました。

「解決したい課題は何か?」「なぜそれを自分がやるのか?」仲間や先生方とたくさん壁打ちを重ね、その中で自己を開示し、客観的な意見や感想を取り入れ、自分自身が納得できる理由を探し続ける貴重な時間。

そして、ただ教えてもらうだけ、課題をこなすだけというようなよくあるスクールの授業とは異なり、ベースの知識を学んだ上で自分たちが創りたいものを自力で調べながら協力し合いながら何とかカタチにするというエンジニアとしての自走力を養える学習方法。プロダクトにかける想いとエンジニアとして働くために必要な力、その両方が鮮明になり、自分自身のものとなりました。

エンジニアとして自走できる基礎力を身に付けることができ、「Why me?」を考えるために最適な環境が用意されている場所、それがジーズアカデミーです。

ChatGPTのようなAIが台頭する現代、プログラミングを学ぶ必要性が問われています。

しかし、まだまだAIは万能ではありません。そしてもちろん、そのAIを使って何をするのか、どんなプロダクトを作るのかは変わらず人間に委ねられています。

エンジニア的な考え方やプログラミングスキル、確固たる「Why me?」があれば、AIの時代も逞しく生き抜いていけると実感しています。

また、私がジーズアカデミーで得たものはエンジニアとしての自走力と「Why me?」だけではありません。それは一緒に「Why me?」を考え抜き、お互いに自己開示したからこそ分かり合える同期の仲間です。

そして、この繋がりはかけがえのないものだと感じています。特に大人になってから、これほどまでに密度の高い人間関係を築く機会は滅多にないのではないでしょうか。これはジーズアカデミーという、良い意味で特殊な環境だからこそ得られたものかもしれません。

これからもこの仲間たちと切磋琢磨し合い、起業やプロダクト開発を通して社会をより良くしていければと思っています。

現在、私はジーズアカデミーで卒業制作を見ていただいたメンターさんのもとでエンジニアとして働いています。

自分自身の事業アイデアも引き続きブラッシュアップしながら、プロダクト開発に向けて少しずつですが虎視眈々と動いています。

ここで少しだけ、私が創ろうとしているプロダクトについても触れさせてください。

私が創りたいプロダクト、それは「推し活(アイドルやキャラクターなど、お気に入りの相手を応援する活動全般)」をより楽しむためのアプリケーションです。自分自身が過去に動画クリエイターとして活動した経験、そしてそれと同時に配信や動画に夢中になってきた経験から、動画・配信界隈の課題を直に感じ取ってきました。

そこで感じた課題をプロダクトを通じて解決し、推し活の中でも特に動画・配信界隈のクリエイターとリスナーが織りなすコミュニティをもっともっと盛り上げていきたいと思っています。

ジーズアカデミーで学んだ経験は、私の人生において非常に大きなターニングポイントとなりました。

いつか私が卒業生であることをジーズアカデミーに関わる人から自慢に思っていただけるよう、着実に技術力を高めながら、起業家としての歩みを進めてまいります。

最後に。

ここまで読んでくださったみなさんの中に、もし私と同じようなモヤモヤや何かに懸ける熱い思いを抱えている方がいれば、ジーズアカデミーの門を叩いてみてもいいかもしれません。

卒業後もたまに校舎に顔を出しているので、同窓生としてお会いできることを楽しみにしています。

※この記事は「デジタルハリウッドで変わった私の人生」に参加しています。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?