見出し画像

『 サービス業は負けるが勝ち 』

私のタクシードライバーに限らず、不特定多数のお客様を相手にするサービス業は例外なく

老若男女から始まり

明るい人、暗い人
厳しい人、優しい人
愉快な人、不機嫌な人
無口な人、おしゃべりな人
謙虚な人、神様と勘違いしている人(笑)

などなど種々雑多だ。

そして、
残念ながらそこには小さなトラブルがたまに存在する。

これはどんな業種でも言える事だと思いますが、特に人間様相手のサービス業で働く我々には当然の様に付きまとうのです。

また、これって
メンドクサイ時が有るんですよね〜💧

そんな時はどーする?

ここで
サラリーマン業・生花自営業・現タクドラ業と、延べ50年間に渡りサービス業に関わってきた人間としてお話しさせて頂きます。

といっても
そんな「深イイ話」ではないので軽くお聴きください^^;

サービス業にかかわりお客様との間で不本意にも起こってしまった様々なトラブルですが、明らかにこちらの手違いやミスから発生したものは別として

理不尽な要求によるもの
または
お客様の勘違いからのクレーム等ですが

そんな時は何はなくとも

先ず
『 謝るが勝ち(価値)!!』
これなんです。

「ん? なんでだよ。」
「なんで悪くもないのに謝らないといけないの?」

はい。
あなたのお気持ちはよーく分かります。

「今の時代、お客様は神様じゃないでしょ?」
「こちらの言い分だってあるし。」

はい、分かります。
その通りです。
 
でもねその相手が
仲のいい「友達」や「恋人」や「家族」に限ったことならね。

しかし
その一見(いちげん)様の相手は氏も育ちも分からない、どこの誰だかわも分からない方です。

まして
自分は"お客だぞ"と言う立場とその認識をしています。

さらにそんな時はやや興奮気味かも知れません。
いや、
間違いなく興奮気味なんです。

つまり頭に血が登っちゃってる状態ですね。

そんな方に

かくかくしかじか・・
どうたらこうたら・・

そんな訳ですからそれは違うんですよ。
と言ったあなたの「正論」が通用すると思いますか?

そうです
残念ながら通用しません。

反対に
「火に油を注ぐ」結果になります。

ですからその場を凌ぐには理屈抜きに取り敢えず謝る。

ひたすら謝る

それが問題を最短解決(収束)するテクニックでもあります。
その内、お客様も冷静になって落ち着いてきます。

中には捨てゼリフでお帰りになるお客様もいますけど、
柔らかな対応はそこまであとは野となれ山となれです(笑)

いかがでしょうか。

そうは言っても
なかなか気持ちの整理は付きませんよね。

でもね
最終的に『サービス業は負けるが勝ち!!』

これだけは間違いないんです。

だから卑屈にならず割り切って
いつも・・いや、
できるだけ
笑って仕事をしましょう!

全ては自分のためなのです。^^

コラム・タクドラ@zakkiy