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20000303 めじろ、ロシヤ、野蛮国

 小学生の頃、こんな歌が流行った。しりとり歌である。内容からすると戦前、太平洋戦争前からあった歌のようだ。

陸軍$${^{*1}}$$の 乃木(のぎ)$${^{*2}}$$さんが 凱旋(がいせん)す すずめ$${^{*3}}$$ めじろ$${^{*4}}$$ ロシヤ$${^{*5}}$$ 野蛮国 クロポトキン$${^{*6}}$$ 金玉$${^{*7}}$$ 丸麩(まるふ)$${^{*8}}$$ ふんどし$${^{*9}}$$ 締(し)めた タカジャッポ ポンヤリ 李鴻章(りこうしょう)$${^{*10}}$$の禿頭$${^{*11}}$$ 饅頭$${^{*12}}$$喰って皮残す 擂(す)り粉木(こぎ)$${^{*13}}$$頭に灸据えて 帝国日本大勝利 陸軍の・・・」

 小学生の頃は歌の中の単語が何を意味するのか殆ど判らなかったが、大人になってかなり判ってきた。しかし途中の「タカジャッポ」と「ポンヤリ」が未だに何のことか明確に判らない。
 「タカジャッポ」は「高ジャッポウ」で山高帽子$${^{*14}}$$のことではないかと思う。
 「ポンヤリ」とは何だろう。「ポークショ」や「ポコペン」などと同じ様に意味不明な当時の流行言葉だろうか。

*1 大日本帝國陸海軍史料館
*2 乃木希典
*3 すずめのしんぶんのHP
*4 メジロ(スズメ目メジロ科)
*5 ロシア連邦 Russian Federation
*6 クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin
*7 男性成人の外部および内部生殖器の存在位置と構造
*8 津島の産業・特産品について 津島麩
*9 ふんどし談義
*10 李鴻章(1823-1901)
*11 禿頭
*12 大口屋ホームページ
*13 とろろ
*14 日本における帽子の歴史

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