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20040212 節電ナツメ球(4)

 家中のナツメ球を発光ダイオード式に換えて$${^{*1}}$$からあることに気付いた。

 全く100Vが通じていない状態でも発光ダイオードナツメ球$${^{*2}}$$は光るのである。100V電源が来ている時よりもかなり暗いが、確かに光っている。

 蛍光灯の元電源を切った状態で、蛍光灯のひもスイッチを引っ張った時に気付いた。本来、元電源が入っていればナツメ球が光るところまでスイッチを切り替えると、ほんのり光る。そしてスイッチを切り替えるとナツメ球のほんのりとした明かりは消える。最初は周りの光りが電球に反射して光ったように見えていると思っていたが、スイッチの切り替えでナツメ球が点いたり消えたりしているので、確かに点いている。

 ナツメ球がほんのり光った状態で電球をソケットから外すと消える。そして元に戻せばまた光り出す。どうも元電源を切った状態でも、ナツメ球には電気が供給されているようだ。

 元電源が切られているのにどうして電機が供給されるのか。蛍光灯の電気回路にはコンデンサ$${^{*3}}$$が入っている。このコンデンサ$${^{*4}}$$に溜まっている電気がナツメ球に流れ込んで光らせているのだろうか。それならばある程度時間が経てば消えるに違いない。しかし30分以上経過した後も点いている。

 それにしても電気が供給されなくとも光る電球というのは、究極の節電電球である。

*1 20040115 節電ナツメ球(3)
*2 【楽天市場】e-プライス:LED常夜灯
*3 ECCJ 省エネルギーセンター(Japanese) Home 電気管理Q&A/Jul.2002 一般的な蛍光灯回路の種類と蛍光ランプの黒化現象
*4 照明講座-照明技術資料 蛍光ランプと安定器-蛍光灯安定器(1)

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