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20000212 林家三平

 林家三平$${^{*1}}$$の落語で今でも覚えている枕がある。$${^{*2}}$$というのは本題にはいる前の導入部分のことで大抵は小咄などで客の意識を自分の調子に乗せるためのものである。従って通常はさらっと終わってしまう。
 記憶に残っている三平の出し物は確か「清書無筆$${^{*3}}$$」というネタだった。その枕は異常に長く持ち時間の半分以上が枕だったような気がする。

 内容はこれからは国際化時代なので落語も英語でやらねば、と言うものであった。
 高座に上がったら、まずは自分の名前を言わなければいけない。

 「Hey, Jungle House」(林 家)ここで観客がドッとうける。そして三平はその観客の笑い声にかき消されながらも続けた「and three Gas」(三 屁)。

*1 林家三平 メモリアル・ベスト
*2 天童プップ<安眠枕、オーダーメイド枕、快眠グッズ>
*3 落語コレクション・さ行

※現在、件の落語がYouTubeで公開されている。0:58頃から

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