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20040308 坪内逍遙

 夕方、知人と名古屋駅の近くに飲みに行った時である。目的の店の場所が二人ともうろ覚えだったので、暫く辺りの路地をうろうろしていた。

 ビルの一画に記念碑があった。それを一瞥$${^{*1}}$$して通り過ぎたが、直ぐに引き返してその記念碑に書かれている内容を読んでみた。

 引き返したのは、「坪内逍遙$${^{*2}}$$」という文字が見えたからである。坪内逍遙といえば「小説神髄$${^{*3}}$$」である。これは学校の社会科か国語の試験のための知識で、小説神髄$${^{*4}}$$その物を読んだことは一度もない。

 その記念碑$${^{*5}}$$は「坪内逍遥少年時代住居跡の碑$${^{*6}}$$」であった。坪内逍遙が名古屋に住んでいた$${^{*7}}$$というのは知らなかった。説明文を読んでみると出身は岐阜県$${^{*8}}$$であった。これも知らなかった。

 街中を「逍遙$${^{*9}}$$」に近い状態でうろうろしていて、この記念碑を見つけた。

*1 国語辞典 英和辞典 和英辞典 - goo 辞書: いちべつ
*2 早稲田と文学(坪内逍遙)
*3 早稲田と文学(逍遙の文学革新)
*4 小説神髄 - 国立国会図書館デジタルコレクション
*5 浜島書店 - 愛知の文学 近代文学編
*6 坪内逍遙少年時代住居跡
*7 少年時代(16歳)の逍遙と父其楽
*8 美濃加茂市-特集/逍遙のふるさとに新しい風が吹く
*9 国語辞典 英和辞典 和英辞典 - goo 辞書: しょうよう

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