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20051104 ひょうたん(10)

 ひょうたんの表皮を剥く$${^{*1}}$$ため水に漬けておいた。水で皮がふやけて皮が簡単に剥けるのである。水から取り出すと結構臭う。臭いの出ない薬で中身を溶かした$${^{*2}}$$が、少し残っている中身が腐ったのか表皮からの臭いなのか。素手で触ると臭いが手に移って一日取れないと言うので、ゴム手袋をはめて表皮削りを行った。

 表皮を取り除いた後、中に残っている種を取りにかかった。口が小さいので中に水を入れてはひょうたんを振って水と一緒に種を抜くと言う作業を何度も繰り返した。ひょうたんを振る時に過って地面に落とすと割れてしまう。これまでの苦労が水の泡にならぬよう、細心の注意を払いながらひょうたんを振る。

 いくら振っても種が中で詰まってなかなか出てこない場合がある。そんな時はひょうたんの小さい口から勢いよく水を入れるとひょうたんの中の空気によって水と種とが一緒に吹き出してくる。

 種だしは完了したが、臭いが気になる。この臭いを除去するには更に水に漬けておく必要がある。ひょうたんはいつになったら出来上がるのか。

*1 20051024 ひょうたん(9)
*2 20051005 ひょうたん(7)

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