見出し画像

20040609 ブーメラン(2)

 ブーメランの続き$${^{*1}}$$。それにしてもどうやってこんな道具を発明したのだろう。

 曲がった木の枝を投げたら何やら戻ってきたのでこれは狩りに使えると思い付いたのだろうか。単に曲がっているだけでは駄目で、棒自体が平たくないといけない。このきっかけさえ掴めれば断面をどうすれば上手く飛ぶか工夫が出来る。

 棒の断面が丸ければ、原理からすれば回転しながら真っ直ぐ飛んでいくだけである。しかし完全に丸い断面の棒などはないから、どれか棒を投げた時、石を投げた時と違った何かしら変な飛び方をすることに気付いたのだろうか。

 その中で平たい棒切れだと飛んでいく方向が曲がったり時々戻ってきた。更に曲がった棒だと投げやすく確実に回転しながら飛んでいってくれる。こうやって曲がった平たいブーメランが出来上がってきたのかもしれない。

 相当昔からありそう$${^{*2}}$$なので、どういう経緯で発明された$${^{*3}}$$のか判らない。

 原理からするとブーメランは必ずしもへの字になっている必要はない。調べてみると様々な形のブーメラン$${^{*4}}$$が考案されている。

*1 20040608 ブーメラン
*2 Boomerang History
*3 Howstuffworks "How Boomerangs Work"
*4 Boomerang Passion - Plans de boomerangs Classiques I

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?