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20060615 マイティジャック(3)

 「マイティジャック$${^{*1}}$$」の第十二話「大都会の恐怖」を見ていたら笑いが止まらなくなった。本格特撮一時間ドラマなのに笑いが止まらないのは変だ。実際は、数十秒後には私の笑いは収まった。

 敵の秘密組織が発明した「ファイヤーパウダー」と呼ばれる強い発火力のある白い粉をしゃがんで手に取る南廣(みなみひろし)$${^{*2}}$$。カメラはしゃがんだ南廣を正面から捉えている。

 股間に白いものが見える。ファイヤパウダーがズボンに付いているのではない。ズボンが裂けて白いパンツが見えているのである。真剣な場面でズボンが裂けてパンツが見えている。真剣な顔つきで台詞を喋っている。これには笑えた。

 激しい銃撃戦の直ぐ後の場面なのでズボンが裂けても不思議ではないが、やはり笑えてくる。撮り直しは考えなかったのだろうか。ズボンが裂けてパンツが見えていてはスター南廣$${^{*3}}$$の印象が悪くなる。

 話の展開には全く関係ないし、その場面は一瞬なので視聴者には殆ど気付かれないと判断したのだろう。それにDVDに付属する解説などを読むとスタッフは徹夜作業の連続だったらしい。撮り直しの余裕がなかったに違いない。

*1 20060614 マイティジャック(2)
*2 南廣 (ミナミヒロシ) - goo 映画
*3 クロスタニンゴールド

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