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【かんたん図解マトリックス】あなたの海外就職の可能性を測る!

みなさん、自分の市場価値を考えたことはありますか?日本は閉鎖的な経済空間なので、その価値が評価されないことがよくあります。開けたグローバルマーケットに飛び込んで、自分の価値をリバリューしてみたくありませんか??

とはいえ、自分の経歴で海外就職できるのかわからない。。。そんな疑問にお答えするために本記事を書きました。

自分の可能性を計ろう!

海外就職するにあたり今自分のいる位置を見極めるのは非常に重要なことです。それに応じて、目指すべき職種、国・地域が変わってきます。自分の現在の能力を見極めるマトリックスを作りましたので、自分がどこにいるのか見極めて、戦略的に行動しましょう。

専門性と語学力のマトリックス!

言語軸

言語力を測るのは難しいですが、ヨーロッパで共通で使用されている「ヨーロッパ言語共通参照枠」がわかりやすいです。これは、A1ーC2の6段階で、言語力をはかります。いかに各段階の基準を書きました。

  • A1 使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることができる。

  • A2 ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事などのよく使われる文や表現が理解できる。

  • B1 普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。

  • B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑な文の主要な内容を理解できる。

  • C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文を理解することができ、含意を把握できる。

  • C2 聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる

仕事で必要な最低限度の語学力はB2と言われています。これは、例えば、エンジニアなど専門性のある仕事をしている人が仕事で必要な会話をするために必要な能力です。

現地法人の採用で、日本と海外の架け橋になるようなブリッジ系の仕事では、C1以上の語学力が求められます。

B2の英語力は、IELTSで5.5 - 6.0、TOEFL iBTで72 - 94、TOEIC (R&L) Totalで785 - 940点程度です。

英語以外の言語

現地語ができれば、ネイティブと対応に戦えます。また、英語は世界共通語なので、英語力があればどの仕事・地域でもプラスです。私のようにドイツ語が全くできなくでも、社内公用語が英語などの場合は、英語圏以外の国でも応募できます。

専門性・職歴軸

海外の求人は、ジョブ型の募集です。日本の新卒一括採用のように、まとめて採用して、会社が教育をするという文化はありません。海外就職する際は、日本で職歴をつんで、その延長線上にある仕事に応募する必要があります。

ヨーロッパでは、大学生の間にインターンで2年間働いて卒業後の就職に繋げたりします。大学卒業してもインターンや研修生みたいな安月給で何年も働く人もいます。またジョブ型採用なので、職種をコロコロ変ていると社会人歴が長くてもあまり意味がありません。

職歴は最低3年ほどは欲しいところです。同じ職種で3年です。日本で総合職採用された場合は、各部署をす年単位で回ることになりますが、もっとも最近の部署での業務内容があなたの専門性になります。

専門性のある仕事というと、エンジニアや研究者などの理系の仕事を思い浮かべますが、会計やデザインナー、マーケター、セールスなども専門性のある仕事です。総務も長くやれば、専門性のある仕事になります。

各ゾーンの海外就職の可能性

皆さんの経歴はどこに当てはまりますか?各ゾーンによって狙うべき職種・国・地域が変わってきます。また、戦略も違いますので、自分の位置を見極
めましょう。以下各ゾーンの就職可能性です。

ゾーン1 専門性もあり語学もできる人。

ゾーン1の人は、今すぐ海外就職出来る可能性大です。あなたは、グローバルマーケットで通用する人材です。すぐに求人を探し応募するか、海外就職専門の人材会社に登録しましょう。就職ハードルが高い、欧米圏も十分狙えます。

ゾーン2 専門性はあるが語学ができない人。

ゾーン2の人は、専門性を駆使して求職しましょう。自分の専門分野の求人しか応募できませんので、絶対数は少なくなってしまいますが、職種を選ぶことで十分就職を狙えます。
ただし、仕事だけではなく、海外で生活をする上で語学力は欠かせません。日本にいる間に働きながら英語を勉強して、ゾーン1に近づけるように精進しましょう。

ゾーン3 語学はできるが専門性がない人。

ゾーン3の人も海外就職の可能性があります。言語力を活かせる日系企業現地法人などに応募しましょう。また、海外企業で日本語ネイティブを探している求人も狙いどころです。日本のクライアントをかかえていて、コミュニケーションがうまくいかないので、日本ネイティブが欲しいと持っている会社は結構あります。LinkedInなど、求人検索でJapaneseと入れて検索しましょう。職種は、人間力・未経験でも勝負できる営業職などの職種が可能性ありです。
長期戦で考えている場合は、日本で数年間働いて専門性を身につけましょう。

ゾーン4 語学がでない、専門性もない人。

ゾーン4の方は、なかなか海外就職が難しいです。大体新卒の人がここに当たります。言語力を身につけるか、日本で数年働き専門性を身につけましょう。海外では新卒の概念がないので、即戦力であることが求められますので、職歴がないと門前払いです。

また、未経験で職につけたとしても、日本のような丁寧な研修をしてもらえず、力不足で試用期間で解雇。なんてこともありえます。

それでも狙える仕事。

飲食業を見下しているわけではないのですが、日本食レストランの求人は狙えます。海外の日本系飲食での求人はかなり多いです。経験不問やビザサポートなどの案件も多いので、狙いどころです。

また、東南アジアの日系現地企業なども狙いどころです。このあたりは、ハードル低めで、ガッツだけで採用してくれたりします。ただし、低賃金でこき使われたりするので気をつけましょう。また、東南アジアが発展するにつれて、どんどんビザの要件が上がったりしてきていますので近年は狙いにくくなってきています。

私の場合は、29歳の時に海外転職をはじめました。大学院卒で、転職も3回していたの、ゾーン1よりのゾーン3にいました。つまり、語学力は十分だが、専門性が足りていませんでした。職歴が散らかっていたので、キャリアコンサルの方と相談しながら、なんとかIT系の業務によせて、履歴書を書きました。そうすることによって、 職歴に一貫性を持たせて、ベルリンのIT企業に就職しました。英語は独学で勉強しました。私の英語力は学生時代にTOEIC910点、TOEFL85点ぐらいだったと思います。

プラスαポイント

マネジメント経験

マネジメント経験はプラスαと考えてください。年功序列の日本では、ある程度年数を積むと自動的に役職がつきますが、海外では、何年働いても業績がよくなければ昇進はできません。マネジメント経験は自分が仕事ができるという証明でもあります。

学歴

就労ビザに学歴はあまり関係ありませんが、これもプラス要件です。国によっては、大卒以上しかビザが出ないとかもあります。学歴と職種が繋がっている場合(大学でマーケティングを先行して、新卒で同業務を1−2年)なども有利です。イギリスなどのビザ発給がポイント制になっている国でも学歴に応じてポイントがつきます。日本では、文系の大学院に行くと市場価値が下がると言われていますが、海外では、文系の修士・博士号でもしっかりと評価されます。
(ポイント)日本国内では大学内のブランド序列がありますが、海外ではあまり関係ありません。慶應大学卒でも、成蹊大学卒でも海外の人からしたら、どっちも知らん!って感じです。

海外経験

これも大きなポイントです。日本からの応募を見た際採用側は、この人日本にいるけど、こっちの生活に馴染めるだろうかって思います。もし雇ってすぐに日本帰えっちゃったらどうしよう、なんて心配があります。せっかく海外から連れてきた人材がすぐやめてしまったら大きな損失です。

当然、就職先の滞在経験が一番用意ですが、他の国での生活経験も考慮されます。これは、他文化に適応できるという証明になります。

ちなみに私は、海外生活経験はなかったのですが、高校の時に2週間ニュージーランドに行ったことがあるのと、大学の授業で1週間グアムにいたことがあったので、これらを海外短期留学として履歴書に書きました。

地域別難易度

海外と行っても、発展途上国から、先進国まで、幅広くあります。地域や国によって、必要な要件が全く違ってきますので、自分が行きたい国・地域に応じて必要な経歴を揃えましょう。以下に、大まかな地域の特徴をまとめました。

欧米

欧米は就職ハードルがかなり高いです。高い語学力と仕事の専門性が求められます。また、福祉国家のヨーロッパでは、国民の雇用維持自体が政府の仕事と考えられているので、外国人の就職よりも現地人の就職を優先する義務があります。なので、外国人がつける仕事は、エンジニアなどの専門性が高い仕事、ネイティブレベルの外国語が必要な仕事・平均給与より高い仕事である必要があります。
先進国の国には、より良い経済的条件を求めて、世界中の人々が応募してきますので、グローバルマーケットでの競争になります。

アジア圏

アジア圏は欧米に比べるとハードルは低いです。安い労働力を求めて日本企業が多く進出しているので、その関連の就職先がたくさんあります。日本人と言うだけで、現地の人よりも良い待遇で働くことができるので、割とイージーゲームです。
ただアジア圏も国よって、さまざま要件が違います。シンガポールなどは学歴の要件がキツかったりします。また、日本での職歴(2年以上)を証明する必要がある国もあります。
アジア圏は、欧米ような日本人に対する人種差別も少なく、文化・食事面でも日本に近いので、初めての海外就職にはお勧めです。

その他

中東はあまり求人は見かけませんが、ドバイの求人があります。商社系から金融系が多い気がします。ドバイは税金がなく、外国人が優遇される国でしたが、最近は政府が石油依存の経済からの脱却を狙っており、以前のように高級取りの仕事ばかりでは無くなったともききます。

インドは日本の商社などが進出しているので、日本企業の就職先があります。日本人がインドに行きたがらないと言う事情もあり、自身に抵抗がなければ道はあります。

ラテンアメリカは日本との経済的繋がりが弱くあまり求人がありません。また、スペイン語が話せることが前提条件である必要が多いです。メキシコなどに日系自動車企業が進出しているので、その関連の求人があります。

アフリカは、私自身あまり知見がありません。

まとめ

みなさんの海外就職の可能性は、測れたでしょうか? 基本的には専門性と語学力のマトリックスで海外就職の可能性は測ることができます。

海外に今すぐいきたい!なんて、欲は突然湧いてくるものですが、海外就職は思い立ってから、実現まで数年かかることもあります。

自分の現在位置を測り、戦略的に行動していきましょう。

タイムチケットで、英語履歴書の書き方や、海外転職の相談に乗っていますので、ぜひご覧ください。

また、応募チャネルや面接など、海外就職に関するその他のことは、私の以下の記事を読んでください。


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