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建設業経理士検定試験2級受検体験記

行政書士試験合格後次に受検したのが、令和5年3月12日に実施された第32回建設業経理士検定試験2級です。

1.受検のきっかけ

行政書士試験後何も勉強したくないと言う気持ちもありましたが、短期間の学習で受験可能な資格を探していたところ、建設業経理士検定2級という資格の存在を知りました。

そもそも建設業経理士とはどんな資格でしょうか。

建設業経理検定試験とは、建設業経理に関する知識と処理能力の向上を図るための資格試験です。
 「建設業経理士検定試験」(1級、2級)は、建設業法施行規則第18条の3に基づく「登録経理試験」として、また、「建設業経理事務士検定試験」(3級、4級)は(一財)建設業振興基金独自の試験として実施しています。
 なお、1級及び2級建設業経理士検定試験に合格した者は、その合格した日から5年を経過する日が属する年度の年度末までは、経営事項審査における「公認会計士等の数」において評価されています。この期間を経過した後は、「登録経理講習」を修了することで評価対象となります。

出典:建設業振興基金HP

経営事項審査とは、建設業者が公共工事を請負う場合に受審が義務付けられている建設業法に規定された審査制度のことです。
2級以上を取得していると評価の対象になることを知り、受検しようかな〜と思うようになりました。
また、X(旧Twitter)のフォロワーさんで行政書士受験された方が合格発表まで時間があるからこの検定の受検を検討されていたので、そのことも受検の決意を後押ししました。

2.使用したテキスト、学習方法

私は以前に日商簿記2級に合格しており、実務で経理をやっています。
そのことを前提として使用したテキスト類、学習方法をご紹介させていただきます。

テキスト
よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 建設業経理士2級 Ver.6.0


日商簿記検定に出てくる用語と異なる箇所がいつくかあるので慣れるためにサラッと一読しました。
例)日商簿記検定で「売上」に該当する用語が建設業経理検定では「完成工事高」等

過去問集
よくわかる簿記シリーズ '24年3月・9月検定対策 合格するための過去問題集 建設業経理士2級

テキストを一読した後、ひたすら解きました。
そして直前期までテキスト兼問題集として使用していました。
簿記2級合格からかなり時間が経過しているので、復習も兼ねました。

なお、これらのテキスト問題集は上記リンク先よりアカウントを作成して会員登録をすれば、市販価格より10%(セットだと15%)📴で購入可能で、しかも送料無料です✨

3.試験当日


試験会場は関東学院大学横浜・金沢百景キャンパスで、京浜急行線金沢八景の駅から15分ほど歩きました。
この日は雨ではなかったので本当に助かりました😮‍💨

そして、会場に到着すると建物の外にはテキストを広げている人たちで溢れかえっていました。
実は数日前からあまり勉強に身に入らず、集中力が途切れていました😥
受検生の真剣な表情に圧倒されそうになりました😥

14時30分入室、14時40分試験開始
16時40分まで2時間の戦いです

大問5題の出題
第1問は仕訳問題
えっ⁉️何これ⁉️という問題が出題されました💦
テキストや過去問で未出の論点が出題😥
とても焦り、ペースを乱されました😓
これは後回しにししようと咄嗟に判断して別の大問に移り、解けそうな問題から解いていきました。
得点源となりうる第3問以降がそれほど難しくなかったので、作戦は功を奏しました😮‍💨

16時40分
試験終了時刻になりました。
過去問以上に難しく感じ、もう採点する気も失せました💦

4.合格発表日とまとめ

令和5年5月12日
いよいよ合格発表の日です。
試験から2ヶ月経過していたので、すっかり忘れていました笑
当日に合格発表日であることを思い出して、おそるおそる公式サイトを確認してみると…



自分の受検番号はありました🙌

ダメダメで正直社労士や行政書士試験の時よりも全く自信はありませんでした😅

そして、数日後合格証明書が届きました。

合格基準は正答率70%なのですが、成績は開示されないので、何とか基準はクリアできたようです😮‍💨
年々難易度が上がっているのいますが、過去問を通して問題形式に慣れると合格点は確保できると思います。

以上、受検を検討される方の参考になれば幸いです。



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