見出し画像

水面に浮かぶ古城 アイリーン・ドナン城【スコットランド紀行 Day7】

画像40
画像41

B&Bの朝食会場はホテルのそれと比べて宿泊客同士の距離が近く、居合わせた者同士で会話が盛り上がることも多い。
そして時はラグビーワールドカップの日本開催が目前に迫る2019年9月。
そんな中で日本からやってきた私には当然そういった話題を投げかけられることが多かった。

ラグビーにそこまで興味のなかった私は、スコットランドと日本が同組であることをこの旅行中に知った。
しかし盛り上がりに水をさすこともはばかられるので、
「あーそれねー、スコットランドと同組だから日本は相当厳しいですねー」などと、当然知ってましたけど?という顔をしてやり過ごしていた。

画像2

なお、英国と日本の時差は-8/-9時間なので、イギリス人が眠れない時間帯にワールドカップの試合は開催されていなかった可能性が高い。

さて、7日目の今日は東部から西部へと一気に移動する。西に進路をとってアイリーン・ドナン城を訪れたのち、少し南下してハイランド地方第二の都市であるフォート・ウィリアムを目指す。前日に続いて250km以上の大移動日だ。

画像1

グレンオード蒸留所

東の海岸線に唐突に現れる人魚を一瞥したら、後はいよいよ西へ向かうのみである。

画像3

南西に約1時間。まず訪れたのはグレンオード蒸留所だ。

ここから先は

4,530字 / 36画像
この記事のみ ¥ 100

いただいたサポートは、新たな旅行記のネタづくりに活用させていただきます。