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Mindset Coaching Schoolを卒業し、プロコーチの道へ


昨年4月にMindset Coaching Schoolで認知科学コーチングを学び始めてから9ヶ月、先日正式に卒業し、プロコーチになりました。


李さん、啓さんをはじめMindset社の皆さん、メンター、OBOGの方々、苦楽を共にした同期、そしてこれまでセッションに協力いただいた70名の方(卒業課題以降は30名)とモニターの方をご紹介してくださった皆さん、本当にありがとうございました。



この期間が人生の転換点になったことは間違いなく、新たなスタートを切る今、初心を忘れないためにも、学びの過程と今後の決意を書き残します。



元々卒業生からコーチングを受けたことがきっかけで知ったスクール。コーチングを提供するために、まず色んな理論を学んで自己適用し、自分自身が今の延長線上にない未来を掴みたいという思いで入学を決意。



(入学当社に書いたnote)



スクールでの学び、経験、苦労はとてつもない量になりますが、その中でも、

「コーチングは、今の課題が解決された現状の最適化というレベルを超えて、本気で人生を変えたいと思う人のためにある」


「ゴールの世界はバラ色の世界ではない。天国と地獄、希望と絶望も全部ある所に飛び込んでいくこと」


「クライアントが生まれて初めて自分の本音を自己受容し、根本的に自己理解が変わったかどうか。そのプロセスをコーチが手伝えたかどうか」


というメッセージは、コーチングの本質を理解する上で自分に深く突き刺さっていて、世界や人、自分に対する見方を大きく変えました。



卒業式後の学校長 李さんの投稿や卒業式のエンドロールにも大切なメッセージが詰まっているので、よかったらぜひ見てみてください。



ただ、この素晴らしい卒業式、今思うと本当に情けないのですが、100%全力で楽しめるテンションで臨めていたかというと正直NOでした。



式自体は10月に行われましたが、その時点では卒業課題をまだクリアできていない状態。



クライアントのマインド(脳と心)を言語 / 非言語から観察、人生に通底して現れている欲求を特定した上で、成し遂げたい未来を描き、決断に導く。



そのセッションをレポートとして提出するという課題に対して、もちろんその時も相当な時間を割いて全力で向き合っていましたが、まだ大事な何かを掴みきれておらず、格闘する日々は結果的に12月まで続きました。



一人ひとりの人生に誰よりも本気で向き合い、影響を及ぼしていく仕事なので当たり前ですが、課題も卒業要件も決して甘くない。



だからこそ毎回のセッションでは、覚悟を持って臨んでくれるクライアントにこちらも本音でコミュニケーションし、


本人が想像する未来を今の延長線上にないレベルまで引き上げ、現状から一歩を踏み出してもらうために全力で向き合う姿勢は絶対にぶらさない、と自分に約束していました。




卒業式から少し時間が経つと、スクール期間中に70人以上の同期でコミュニケーションするためのオンラインのグループが解散となり、基本的に同期同士では連携が取れない状態になります。



スクール期間は日々感じられていたコレクティブエフィカシー(ざっくり言うと「俺らはやれるぞ!」という組織内で熱量や自信が伝播し合っている状態)が全くない中で走ることになる。




なので、自分の強い意志があったとしても、それだけで走り切るのは正直相当大変でした。終わりの見えないトンネルを一人で走ってるような孤独感を感じることもあれば、



理論は理解しているはずなのに思い通りのセッションができないもどかしさ。これだけやってだめなら自分はもう向いてないんじゃないかと諦めかけた瞬間もあった。提出したレポートの不合格通知が来る夢を見たことも・・。



そんな状態から最終的に合格を掴み取れたのは、間違いなく、先に合格した同期のサポートとコーチの存在があったから。



特に何度もセッションの振り返りやフィードバックに時間を割いてフォローしてくれた同期が、最後のレポート提出後にくれた言葉。


「井崎さんがプロコーチになると決めてたから、僕がそれに巻き込まれていったということだと思います!リーダーシップです!」



少しでも弱音を吐こうもんなら、すかさずカットして前だけを向かせてくれたコーチ。

「大丈夫ですよ。未来のこうさんは必ずプロコーチとして活躍してるから。」


スクールには経営者や起業家も多く、相当多忙な中でフォローしてもらえたことには感謝しかないです。本当にありがとうございました。



ただここで、素敵な仲間がいてよかった!という話をしたいというよりも、

自分がやりたいならまず絶対にやり切るという決断をする。だからこそ必要なサポートが得られて道が開けるということと、

どんな状況でもクライアント本人以上に、クライアントの未来と可能性を信じ切るというコーチの在り方を身を持って感じられた


というのが自分にとって大きな学びでした。これはスクールで学んだ大切なメッセージの一つであって、それを最後の最後で体感したことで、今後プロコーチとして実感を持ってクライアントに伝えられる状態になれたことに大きな意味を感じています。


そして正直このnoteも、卒業式までに合格できなかったなんて書いたら、スマートなコーチだと思われなくなるじゃないか?という思いも一瞬よぎりました。

でもそれ以上に、未来を描き挑戦を促すコーチ自身が、自分の弱さも理解した上で、それでもやりたいことに向けて進んでいる姿とか泥臭いことをしているありのままの姿を本音で書いた方が、


綺麗事じゃない所にあるゴールに向かうプロセスのリアルな景色を知ってもらえるんじゃないかなと思ったし、


僕からコーチングを受ける受けないに関係なく、少しでも何かに挑戦したい、している過程にいる誰かの背中を押すきっかけになればいいなと、そう思いながら書いています。


ちなみに、合格に向けて具体的にやったことは別で書いたので、奮闘してる同期や今後課題に取り組むスクール生に1つでもヒントになれば嬉しいです。




1月17日の夜、合格の一報をいただいた時はもちろんとても嬉しく、お世話になった方々にすぐにお礼の連絡を入れました。ようやく長いトンネルを抜けられたと。



ただ、2〜3時間くらい経った頃には、いよいよ自分はプロとしてやっていくんだ、いつまでにどんな成果を出すんだ、という未来に対する意識や緊張感みたいなものがじわじわと生まれてきたのを覚えています。


ちょうどそのタイミングで、MPCG(Mindset Pro Coaching Group / 総勢100名以上が切磋琢磨するプロコーチグループ)への招待をいただき、すぐにジョインしました。



スクール時代に提供いただいてきた有益なコンテンツは何十回と見返したものも多く、インプットと実践を重ねてこられた自信はあった一方で、



コーチングという奥深い世界のさらに先、まだ見ぬ景色を知るための新たな学びを自分は欲していた。



なので、今は新たな視点で学びを得られることがただひたすら楽しくて、日々貪るように動画コンテンツを見させてもらっています。これを今後クライアントさんに還元できると考えると、ワクワクしてくる。



そして何より大事なのは知識を学ぶこと以上に、コーチ自身が日々Want toに生き、UnselfishでNot Normalな人生を創り出すために、決断と挑戦を繰り返しているか、です。その在り方と生き様に同調するからこそ、人は変化のきっかけを手に入れられる。


なので、自分も4年勤めた現職のスタートアップ(SaaS)企業を1月で退職し、2月から独立して新たな道を進みます。


業務委託としてCS / 営業領域の支援を行いつつ、コーチング、そして以前から興味のあったフィジカル領域でビジネスをやっていく予定です。(この辺のプロセスも追々投稿していこうと思います)


これは全て11月にコーチを付けてから設定したもの。間違いなく自分一人では決断できなかったゴールであり、


コーチング、中でも脳のカラクリによって適切に現実世界の引力に抗え、未来に進み続けられる自分を作れる認知科学コーチングの力を、ここでも強く感じている次第です。


長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


2月からはMindset Coaching School 8期の先行期間がスタートします。生易しい場ではないですが、自分の人生を変え、他人の人生にも向き合う覚悟がある方には他にない相当よい環境だと思います。なので、コーチングを学びたいという方はもちろんですし、



コーチングで得られる変化や内容に興味がある、とりあえず話を聞いてみたいという方がいらっしゃればざっくばらんにお話しましょう!以下よりお気軽に連絡ください。


(井崎のFacebook プロフィール)



自分もこれからが本番なので、一緒に新しい未来を掴みにいきましょう!

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