㉘年商１０億円規模までの会社がコロナ後も生き残るために大事なこと～都銀出身・元焼肉店経営・元不動産投資家・地方在住、経営コンサル2年目の気付き

写真は倉敷市乙島地区にある戸島神社です。700年以上の歴史を持つ、多くの勇壮な千歳楽(だんじり)が境内に集結し神事を行う、乙島祭で有名です。倉敷市の重要無形文化財に指定されています。

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28回～30回までは、年商10億円規模までの会社がコロナ禍が過ぎ去った後も、できる限り永続していくために、弊社で取り組んでいるコンサルティング（経営改善指導）のアウトラインをお伝えしようと考えております。

もしご興味あればコンサルティングの流れ、スケジュール感をイメージをしていただきたいと思います。

実は30回でこのタイトルは一区切りと当初から考えておりました。31回から100回まではその時々で旬なネタ、日々感じる部分を大切に書いて参ります。それでは、本題に入ります。

◆弊社のコンサルティング

①企業実態把握とコンサルティング方針の協議

1か月目～2か月目　

⇒決算書3期分・銀行借入返済予定表・直近12か月～36か月の月毎の試算表・社員名簿、組織図（あれば）・保険証券一式　等々

をご提出いただき、課題や一定の仮説を織り込んだ、現状分析シートを作成させていただきます。これを元に御社に適した内容とスケジュールを組ませていただきます。

②経営計画の策定

2か月目～6か月目　

⇒SWOT分析（クロス分析）を最低でも１２時間以上かけて徹底して行い、根拠に基づいた事業性評価にも対応する経営計画を策定していきます。戦略・戦術を明確化し、最大限７W３Hで記述し、確実に施策の実行と検証がなされる体制を構築します。

③経営課題毎の改善実施

6か月目以降～　

⇒経営計画に沿った経営ができているのかのチェックと指導がメインとなります。経営会議への参加もケースによっては行います。つまりPDCAサイクルで回せているかということが最重要な局面に入ってきます。そして、更に様々な経営課題が浮き彫りになってくるケースが多いので、次のような項目に対処して参ります。

◆提供コンテンツ

・経理体制構築(予算実績、原価管理)

・経営管理体制構築(経営企画室等、課題毎の専門事業部の立ち上げ運用)

・組織力向上

・営業力向上（営業プロセス管理、取引先紹介）

・広告宣伝による集客増加施策（マーケティング理論に基づく）

・人事採用コンサルティング、社員教育体制整備　

・金融機関からの調達再編

・課題毎の補助金、助成金、各種セミナー、専門家活用の案内とフォロー

・経営計画の年度毎の磨き上げ

等々。

上記の①②③の順で進めて参ります。特に派手さはなく、地道な経営改善と捉えていただければ幸いです。

◆弊社のコンサルティングを言い換えるなら

弊社のコンサルティングのことを

「外注幹部社員」「外注作戦参謀」と評していただくことがあります。

私としては「経営者の家庭教師業」のように感じられることもあります。

経営コンサルティングの使命は、決して自らが前に出過ぎることなく、分をわきまえ「伴走支援」に徹することがあるべき姿と心得ております。

次に、透明性がある方が良いと感じているので、費用面について記述します。当然、人によって捉え方は様々と思います。都心部の方々は安いと感じるかも知れません。そして地方都市の方々には多少、割高に感じられる方もおられるでしょう。しかしながら、お客様に予測を超えた満足感や納得感を得ていただけるようプロとしての仕事に徹している対価として設定させていただいております。

◆コンサルティングの費用

現時点(2021年8月現在)でのコンサルティング料は月1回訪問（４～６時間程度）で消費税交通費資料代込みで１１万円。月2回訪問で２２万円で取り組ませていただいています。県外企業の場合は交通・宿泊費は別途となります。より緊張感を持って取り組みたいため、契約期間は６か月を基本とし、その後は６か月ないし１２か月毎の更新という形態です。補助金申請・その他一定の水準で時間を要する調査資料、レポート作成などのドラフト作成については都度、プロジェクトやテーマ毎での提案をさせていただいております。当然プロですので、この価格に割安と感じてもらえるだけの働きをする最大限の努力を続けております。現在の顧問先は県内企業９社。限界は決めたくないですが、現状のスキルで質を妥協せず行えるのは１５社までかと自己分析しております。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

中村徳秀

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