【財閥就職】「金さえ貰えれば」でいいのか。
ネームバリュー、年収、やりがい、休日…
新卒が求める企業の条件は様々だ。
特に重視されるものは、「年収」だ。
だが、本当にそれで良いのだろうかと。
やりがいや働く上での目標は必要なのではないのだろうかと。
そう自問自答する毎日だ。
大学受験には相対的には成功し、就活でも有利に立ち回る中で感じた。
年収だけ良い企業に入社した後、やりがいの無い業務の中で次は何をモチベーションに行動していくべきなのか。
年齢の近い大谷翔平の活躍を見れば、自分の仕事がつまらなくちっぽけに感じる。
間違いなく、高学歴の人達の人生のピークは、新卒でちやほやされて会社に入社した時点までだと思う。
この記事を見ている大学生に伝えたい。
初めて、夜の丸の内や大手町に訪れた時や知名度のある会社に入ってみた時は、今までの人生で体験したことが無いくらいのもの凄い高揚感や優越感はある。
なんせ、中学受験や高校受験から始まって、大学受験、そして100倍にも及ぶような就活戦争を勝ち抜いてきたという「証」を有名企業への入社という形で具現化したものなのだから。
ただ、面白いのはそこまでなんだよね。
入社してから何もなくなる。「社会の歯車」として活躍するしかないからだ。
強いて言えば、学生時代にお金が無くてできなかった趣味に没頭するか、結婚して子供を育てることぐらいしかやることが無い。
世の中には、お金を強盗する事件や遊ぶ金欲しさに援助交際する人を見かけるが、金があっても幸せになれるわけでない。
私は、人生の充実しているかどうかはお金という軸では測れない、いや、むしろ測るべきではないと思う。
そのお金に対する認識を歪めているのは、資本主義という「お金が正義」「ブランド物こそが承認欲求の全て」といった極端な思想とそれを広めるSNSやマスコミが原因だろう。
そんな事実に気付かさせてくれた、エリート一族なのに緩く働きたいと豪語した慶応大学経済学部の学生さんには、心から敬意を示したい。
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