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子どもたちと呪術廻戦を観る
実は今回の映画鑑賞は前回のリベンジだった。ドイツのプレミア上映はベルリン市内にいくつかある大きな映画館で開催されたが、オンラインチケットを購入したら「16歳以上でないと入場できません」という知らせが後になってメールで届いたからだ。
既にネットでアニメ版を観ていた娘は「え、なんで!?」とがっかりしたが、身分証明書の提示が必要になるなど厳しいルールが適用されるので前売り券はすべてキャンセルした。確か3月頃だったように思う。
さて、この4連休中にまだ休みらしいことを何もしていない。そういえば、この間オフシアターを見かけたよなぁ。映画か、呪術廻戦やっていないかな。ふとそんなことを思い検索したら、残り3日ほどまだ上映している映画館があった。それが今日足を運んだIntimesである。
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普段は行かない地区に映画だけを観に行く。少し早めに家を出て近所をぐるっと歩き、目的のアイス屋さんに着いたら待ち時間が45分だと言われがっかりした。薄く伸ばしたアイスの生地をクルクルっと丸めて売っているお店だ。少し形を変えて提供するだけで、これだけ興味を引けるのだから考えた人は大したものである。
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子どもたちというか、主に息子の方が心底がっかりしてしまったが、代価案として考えていたワッフルのお店に行ってみた。しかし、こちらはガラガラな上、メニューを見ても全くワクワクしない。結局アイスカフェ(冷たしくしたコーヒーにバニラアイスと生クリームがトッピングされたもの)と普通のアイスを食べることにした。それにしても暑い。近くの広場にも行ってみたがあまりにも暑いので、少し早いが映画館で涼むことに。
ベルリンにはただでさえ映画館が多いが、街角の小さなオフシアターの数も相当多いように思う。冬には毎年、ベルリン映画際が行われるくらいなので、映画館の数はかなりのものだ。コロナ禍の影響でどうなることかと思ったが、昔からあるそんな古いこじんまりとした映画館も生き延びてくれたようだ。それでも、ドイツ最古の映画館は廃業に追い込まれ、解体されることもなく放置されたままになっている。
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さて、肝心の映画の方だが、目的の呪術廻戦は年齢制限はあったものの、事前に電話で確認したところ保護者同伴であれば問題ない、との返事だった。オフシアターだから規則が緩いのかどうかは分からないが、なんでも聞いてみた方がいいのはいつものこと。
確かに少しグロいシーンはあったものの、子どもたちも十分楽しめたようで安心した。個人的には、五条悟の最強ぶりがスクリーンで見れたので満足。娘がすかさず、「ママ、でもアニメと違って五条の目隠しが違ったな。なんで包帯やったんやろ」と言っていたが、そんなことは全くどうでもいいのである。よく見てるよなぁ。お気に入りのセリフもあったらしい。
「君は最強だから五条悟なのか?五条悟だから最強なのか?」
娘曰く、「最強だから五条悟なんやろ」ということでした。セリフまで覚えているとは。息子の感想で良かったのは「あの女の子のモンスター、なんか嫌いじゃなかったわ」というもの。子どもって日本語で観てもよくわかっているんだよな、と毎回感心する。
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