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ジムと筋肉痛、そして倦怠感

今日は友人のオススメのジムでトレーニング兼お茶をしてきた。普段ならカフェで延々と話しているところだが、ジムの前後に少し話してからトレーニングを黙々とするのも悪くなかった。そんな土曜日。

さすが友人のオススメするだけあって、窓からアレクサンダー広場が見渡せるとても開放的で気持ちの良いスタジオだった。正直、登録をした近所のジムとは同じ系列だとは思えないほど、設備も整っているのには驚いた。文句なしで今後はこちらのジムに通うことに決めた。自宅から5分くらいしか距離が変わらないからだ。

広場には週末なのでデモをする人々が集まっていた。パレスチナの国旗を見ながら複雑な思いでランニングマシーンの上をひたすら走る。また半ばやけになって前よりも少し速いスピードで走ったからかクタクタになった。でも、今はそんな気分になりがちなのだから仕方がない。

今日も真面目に筋トレのメニューを2セット。前後にクロストレーナー12分とランニングマシーン15分ほど。終わったらクールダウンのストレッチ。サウナにも興味があったが、これは次回に試してみようと思う。1時間くらいトレーニングをするとかなりぐったりする。

JAPAN PLAZAという日本食のスーパーが徒歩圏内にあるので、ちょっと買い物をして帰ろうと思ったら、割とがっつり買い込んでしまい歩いて帰るのには少し重くなってしまった。何度も行きたくないのでまとめて買ってしまいがちなのだ。

重いなぁ、と思いながら歩いていると劇場が目の前に飛び込んできた。フォルクスビューネ(Volksbühne)である。先日、SNSで劇場監督だったポレッシュが突然死した、という知らせが流れてきたばかり。様々な憶測が飛び交っているようだがここ最近のベルリンのカルチャーシーンでも、首を傾げるようなニュースが多くなった。ベルリンから「自由な」文化を取ってしまったら、一体何が残るんだろうか。

そんなことを考えながら劇場の前に貼られたポスターの写真を撮る。

「はい、大丈夫なことなど何もありません」と書かれたポスター

こういう示唆的なタイトルの演目もポレッシュらしい。この公演分のチケットは全て完売になっていた。また機会があれば是非足を運んでおこうと思う。ここのところ劇場からも足が遠ざかっていた。ベルリン映画祭にも今年は全く触手が伸びなかった。理由はよくわからないが、ただなんとなく。

重い荷物を抱えながら倦怠感も抱えつつ歩く。ベルリンってこんな街だったっけ。




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