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ゴルフ脳

私はゴルフを嗜みます。
良いスコアを出すために、毎回できるだけ
失敗はしたくありませんが、当然、球を打つまでは成功するか失敗するかは分かりません。

ラウンドの途中、
ここは絶対に失敗したくない!!
という場面に幾度も遭遇しますが、
失敗のリスクを完全に排除しようと思ったら、
もうそれは球を打たないという選択をするしか
なくなり、それはもう土台、

ゴルフはしない方が良い。

という結論になります。

それでは身も蓋もないのでどうするか?
まず、1番良い結果を想定します。
同時に考えうる失敗も想定します。そして
成功を狙いながら、仮に失敗しても助かる為に、どんな球を打つのかを決めます。
そしてそれに適したクラブを14本の選択肢の
中から選び、実際にショットを行い
結果を検証し、次に生かします。
そしてこれを繰り返して
最終的な良いスコアの達成を目指します。

この考え方、ゴルフに限らず自分の未来を考える上で大事な思考だと思っています。

人生もできるだけ、思い描く通りにしたいと
思っていますが、良いことばかりではないのは
誰しもが理解しています。ですが失敗やリスクを完全に排除しようと思ったら、それこそ人生を
辞める以外方法がなくなってしまいます。
それではやはり、身も蓋もありませんよね。

では、上記のゴルフの思考に当てはめてみます。

先ずはこうありたい姿を想定します。
次にそれに伴って考えうる失敗を想定します。

ありたい姿の実現に向かいながら、失敗しても
傷が最小限に済むようにどう行動していくかを
決めます。
そしてそれに適した手段を決めます。
あとは実際に行動してみて、結果を検証し、
次に生かします。そして、これを繰り返して、
最終的な目標の達成を目指します。

当然、このようにリスクを許容しながら行動しても失敗することもあります。
しかし、今後より失敗しない為の予測を立てる
為に過去の失敗が必要なのも事実です。
大事なことは、失敗してもまた次に歩み出せる
ような失敗の予測を立てること。

残念ながら、今我々には、増税、物価高、
賃金の低下などのいつまで続くか分からない
アゲインスト(向かい風)が吹いています。

ゴルフは辞めれば済みますが、人生はなかなか
そうはいきません。

ということは、失敗を恐れて何もしない、
というのは失敗のリスクを回避するように
見えて、実はこのアゲインストをその身いっぱいに受け続け、最終的に望んだ未来と程遠い姿に
なってしまいますが、、、

小さな失敗を避け続け、最後の最後に失敗してしまう。これこそが1番の失敗なのでは?と私は
思ってなりません。

ちなみに。
途中の失敗は成功した時に全て【過程】に
ひっくり返ります。

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