見出し画像

「新サクラ大戦」をシリーズ初プレイの人間がレビューしてみる(ネタバレあり)

こんにちは!ましゅーずです。

今日は先日クリアした『新サクラ大戦』のレビュー記事を書いていきます。

ではどうぞ!

概要

タイトル:新サクラ大戦
ジャンル:ドラマチック3Dアクションアドベンチャー
販売:SEGA
発売日:2019年12月12日
プラットフォーム:PS4
その他:「サクラ大戦シリーズ」のナンバリングタイトル第6作目

あらすじ

太正十九年、帝都・東京で「降魔大戦」と呼ばれる戦いが勃発。この戦いに参加した帝都、巴里、紐育の華撃団は、自分たちの消滅と引き換えに世界を救う。

その後、降魔大戦での功績から華撃団による都市防衛構想が世界中に認められて「世界華撃団連盟(WLOF)」が設立。世界の各都市で華撃団が誕生する。各国の華撃団は2年に1度開催されるWLOFが開催する「華撃団競技会」で歌劇と戦闘の技術を競い合い、人々はこれを「世界華撃団大戦」と呼び熱狂していった。

降魔大戦から10年後の太正二十九年(1940年)。帝都では新たなる帝国華撃団が結成され、世界華撃団大戦での勝利を目指し活動を開始する。しかし、再び世界中に降魔、さらに正体不明の敵も現れ、「平和の祭典」から「世界の命運をかけた戦い」へと変遷していく。(Wikipediaより引用)

 新サクラ大戦では物語がアクションアドベンチャーの2つのパートに分かれています。各章はアドベンチャーからスタートし、何らかのきっかけ(敵が攻め込む、仲間がさらわれるなど)によりアクションパートに切り替わり物語を進めます。以下二つのパートに分けてレビューします。

1.アクションパート

よかったところ
アクションパートは「霊子戦闘機」という機械に乗り込み、敵と戦います。物語の大半がアドベンチャーパートのため、アクション自体は非常に簡単で作りで理解しやすいものになっていました。最初から最後まで敵に苦戦するといったことはなく、サクサク進行できます。特徴的だったのは、R1ボタンを押すことで「ジャスト回避」が使用でき、成功すると敵の攻撃が一定時間止まるため一方的に攻撃できるようになるというシステムが導入されていたことでしたが、敵がそこまで強くなかったことに加えて、ジャスト回避ありきの戦闘ではなかったことから使用機会は少なかったです。

改善点
一方であまり面白味を感じなかったところが2点あります。1つ目は同じ敵と何回も戦わさせられること。特に朧という敵とは幾度なく対峙しますが、双方に成長が見られない点やストーリーとの嚙み合わせが悪く「またこいつと戦うの?」という感覚になってしまいました。2つ目は霊子戦闘機とジャンプの相性の悪さです。戦闘機はジャンプすることが可能で、ジャンプ中に近くの敵を攻撃することが可能ですが、ジャンプ中は回避できないことともっさり感があり操作しにくいなと感じました。その割にはジャンプを使わないと倒せなかったり、ジャンプすることで弱点をつける敵が多く出てきたのでジャンプ中にもう少し広い範囲の敵を攻撃をできるようにするか、ジャンプから地上への攻撃モーションがすぐ出せるようにしてほしいなと思いました。以上がアクションパートのレビューです。

2.アドベンチャーパート

よかったところ
アドベンチャーパートのよかったところは選択肢が多く、それを楽しめるところです。このゲームでは時間制限式選択肢“LIPS”というものが登場し、自らの選択によりヒロインたちの反応やコミュニケーションをとることができます。最初はいちいち選択するのが煩わしく感じられましたが、徐々にヒロインたちの性格を理解し最適なものを選べるようになりました。また、各章ごとにそれぞれのヒロインの過去を解き明かすストーリーになっているため最後に誰を選ぶかはめちゃくちゃ迷いました。(私は初穂ちゃんを選びました。ごめんさくら)

改善点
アドベンチャーパートで面白味を感じなかったところは、キャラクターに感情移入できなかったこととストーリー全体の浅さです。3Dで描かれるキャラクターですが、ストーリーを進めていくといきなりキレだしたりすることがあります。選択肢が多いゆえにベストなもの以外はわけのわからない反応になってしまうものが多く困りました。またプレイしているとわかりますがストーリーが思っているより早めに終わります。各キャラを軽く掘り下げて終了なので「もっと知りたかったのに・・・」という感情のままエンディングに入りました。

3.おわりに

全体的には買って損が無いゲームでしたが、アクションパートとストーリーの浅さを考えると、既存のファンと新規ファンでどっちつかずになってしまったのかなと思いました。既存のファンをの反応を見ると特にキャラクター面で低評価をしている人が多く、その都合でストーリーも曖昧な感じになっていました。

以上がシリーズ初プレイの人間のレビューでした。初めての人でも馴染みやすいストーリーにはなっているので、よかったら購入してみてください。

ではでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?