『ゲームプランナー入門』が面白い件

こんにちは。

毎日オンライン授業で絶賛引きこもり中のましゅーずです。

先日amazonで吉富賢介さんの『ゲームプランナー入門』という本を購入し読んだところ、めちゃくちゃ面白くて役立ったので紹介します。

一応ゲームプランナーを目指している身としては、プランナーに関する本は現状少なく、その中身も「プランナー」というよりは「ゲームクリエイター」についてのものが多い気がしたので、この本の内容を見てびっくりしました。

ほんとに「ゲームプランナー」のことしか書いてないのです

本自体結構は厚めで、中身もぎっしり詰まっていましたが、軽くその中身を紹介します。

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1.プランナーの仕事と面白さ

この本は全部で8章の構成になっていますが、最初の2章は「プランナーってなにするの?」ということを中心に書かれています。

1章は主に「仕事内容」についてで、ゲームの企画はもちろんですが、その流れや状況に応じて必要なスキルが細かく書かれていました。個人的には2章がとても面白かったです。2章は、「ゲームの例をとってそのゲームの面白さを分析すること」について書かれていました。

例えば、この本では任〇堂のスー〇ーマ〇オブラ〇ーズは何が面白くて優れているのか?について書かれています。

これってよく考えるとすごく説明が難しいものだと思います。

たしかに、マ〇オはめちゃくちゃ面白いし、私も何作もプレイしていますが、「どこが面白いのか?」と聞かれたらそれを言葉にして伝えるのは非常に難しいです。

本の中では「人が能動的に取り組むための条件」があるとして、いくつかの項目に分けて面白さの神髄を分析していました。

さすがにここでそれを全部書くわけにもいかないので、ぜひ読んで確かめてみてください。

自分はこれを見て、今までプレイしたゲームや、今流行りのゲームの何が面白いのか?ということについて考えるようになりました。

ぜひこの本を手に取った人と一緒にゲームを分析していきたいものです

2.企画書

先ほどの内容に続いて、この本で最もページ数が多いのが企画書についての内容です。

実際、プランナーは毎日のように企画書を書くわけではないですが、就活するときに企画書は必須ですし、良い企画書を書けるにこしたことはありません。

しかし

ゲームの企画書について細かく書かれている本は少ないと思います。

特に自分のようなゲーム系の専門学校ではなく、普通の大学に通っている場合、ゲームの企画書のノウハウを教えてくれる人は誰もいません。

そんな中、この本は「企画書ってなに?」という基礎から、どういった企画書が受けがいいのかということまで、実際の例を用いながら詳しく書かれていました。

もちろん、ゲームのアイデア自体は自分で考えなければいけませんが、大まかな構成や提出方法までこの本に全て記載されていました。

ただ読んで一つ思ったのが、絵を書くのが下手なのが致命傷になるなと思いました(笑)

企画書はその中身ももちろんですが、デザインにも工夫して、おしゃれなものを作った方が受けがいいので、自分で絵を書けない人間は苦労しそうです(笑)

ネットから拾ってきたりして、なんとか工夫したいと思います。

3.就職編

企画書の後に仕様書の作成についても書かれていましたが、長くなるのでここでは省きます。

この本の一番最後にはゲームプランナーになりたい人向けに就職活動についても記載されています。

就職活動の流れや、その時々(ESや企画書提出、面接など)に応じてのアドバイスなど経験者だからこそわかることが多くありました。

ページ数はそこまでないですが、必要な情報は全てここに詰まっているという感じです。

4.まとめ

本の最後のほうに書かれていたことですが、ゲームプランナーになるには「新卒で入社するのが一番手っ取り早いし、逆に他業種からプランナーになるのはかなり難しい」とありました。

自分自身、ゲーム業界も行きたいけど、他の業界もいいな~なんて思っていましたがこれを読んで本気でゲームプランナーを目指すことに決めました。

10年後にこの本のおかげで人生が変わったと思えるようこれから精進したいと思います。

これを読んだ人で、ゲームプランナーに興味なくてもこの本を買ってみることを強くお勧めします。

では^^


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