オキシトシンが気になって夜しか眠れない
昨日書いた記事で、感謝することのメリットの1つに「幸せホルモンのオキシトシンが分泌がアップ」と書いたが、
そもそもオキシトシンの分泌にどんなメリットがあるんじゃい!気になって夜しか眠れんわ!ってなったのでオキシトシンを調べてみた。
以下、調べたことを簡単にまとめてみた。
オキシトシンは、視床下部の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌される9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである。
末梢組織では平滑筋の収縮に関与し分娩時に子宮を収縮させる。乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促す等の働きがある。
ふむふむ。出産や授乳のときによく働くホルモンということですな。
さらに、抗ストレス(抑制系のニューロンに働きかけて落ち着きアップ)の作用もあるとのこと。
なるほど、この抗ストレス効果で気分が落ち着いて幸福感がアップするということですね。
そしてさらに最近の研究で、オキシトシンが延髄縫線核内の交感神経を活性化し、褐色脂肪の熱の産生・心拍数をアップさせることが明らかとなったようだ。
要するにオキシトシンが関わる神経路が熱産生を通じた肥満予防に寄与している可能性があるらしいのだ。
この研究が進めば新たな肥満治療法の開発につながる可能性があるとのこと。
オキシトシン先輩、すごいですね。
幸福感をもたらし、肥満予防の可能性もあるとは。。。
オキシトシン、これからも目が離せない。
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