今から、朝エヴァ!
朝も早くから失礼します。
私は今から映画館へ向かいます。
観賞するのは・・・
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
であります。
打ち文字にして改めて気づいたんですが、何なんですかね、〜劇場版 のあとの「:Ⅱ」みたいな記号。
なんじゃこれ。なんて読むんでしょ。どーせ、ここにも何か隠されてるんでしょうね。
緊急事態宣言明け直後から公開する予定だったんでしょうが、本日3/8(月)は、なんだかんだで、ただの月曜日になってしまいました。
医療従事者でもなく、飲食業を営んでるわけでもない私。かつ、基本的にはインドア生活を送っている、この私にとっては、緊急事態宣言ていうのは、ぶっちゃけそこまで影響が出るものではない。
多数の映画が公開延期になるのは悲しいけれど、地上波や配信サービスで十二分に時間は潰せる。
がしかし、ただの月曜日からの公開となってしまったことで、問題が発生するのですが、緊急事態宣言中って、映画館も20時には閉まってしまうんですねぇ・・・。つまり、レイトショーがない。
仕事をサボって、それは百歩どころか15歩くらい譲って可能だとして、昼間に、155分(!)という上映時間、会社スマホを放置し続けるのは、精神衛生上良くないし、なにより映画に集中することが出来ない。
そこは興行側もわかってくれていたのか、最速上映が朝の7時から始まるっていうんで、朝エヴァをかましに行ってきます。
そんな祭りに参加しておいてなんですが、正直なところ、私は「エヴァンゲリオン」の熱狂的なファンというわけでは、全然ない。
「エヴァンゲリオン」のTVアニメシリーズ放送は、1995年。
旧劇場版の公開が、1997年。
私が、7歳から9歳の頃。
リアルタイム時は、私は鼻ほじりながら、「忍者戦隊カクレンジャー」や「ウルトラマンティガ」などを見ていたはずである。
中学生になると、感度が高いクラスメイトは、エヴァの洗礼にすっかり参ってしまったようで、「笑えば良い!」とか、「私が守る!」とか、「気持ち悪い!」とか、はしゃいでいたが、どっちかというと、その姿が私にとっては気持ち悪かったため、なんとなく敬遠していた。
結局、「エヴァ」を初めてみたのは、大学生2年の頃だっただろうか。
高校生以降からは、いっぱしの映画通気取りで、たくさん作品をみたり、批評に触れたりしていたのですが、「エヴァの影響が〜」「エヴァのパクリ」「エヴァの焼き直し」やらなんやら煩かったので、じゃ見とくか、と相成ったわけです。
もう時効だと思いますが・・・
当時は、You Tubeやニコニコ動画の黎明期で・・・そこかしこに、アップされてましてね・・・ええ。そこで視聴しました。STOP、映画泥棒。
エヴァっていう作品そのものの感想は、よしておきます。
再三語り尽くされてますし、考察も山のようにあるわけで。
端的に言っちゃえば、私にはそれほどの衝撃はなく、とにかく「わけわかんねー」で終わりました。
中盤まで、ウルトラマン形式で、「今週の怪獣(=使徒)」と、「ウルトラマン(=エヴァ)」が戦うところは、楽しかったんですけど、あとはずーっとウジウジしてるし、謎のキリスト教用語は頻出するし、もうわけわからん。
「スターウォーズ」でも「ブレードランナー」でも、絶大な影響を与えた作品の宿命でもあるんですが、「エヴァ以降」の作品の方を先に楽しんでいたからでもあるでしょう。
綾波レイは、コナンの灰原や、ハルヒの長門で体験済みだったので新鮮味はなく、演出の全体的な雰囲気は、「踊る大捜査線」でパロディにされてたので、驚きはあまりなかった。
でも、エヴァンゲリオンっていう作品の凄さは、ある意味そこから。
こんな鬱屈としたアニメなんか、好きじゃないな。
でも、なんかスゲーものに触れた気がするぞ。
と、長期的に心に残り続け、その後何回か見直したけど、やっぱりわけわからん。
使徒の造形や、戦闘シーン一連は、あんなに気合入ってるのに、出し抜けに物語がバラバラに空中分解していくのは、なぜなんでしょう。
私のエヴァ初体験から、15年。
前作の、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qから、9年。
そんな時間が経過しても、折りに触れ、たくさんの人が、「エヴァンゲリオン」ていう作品そのものはもちろん、「私とエヴァ」ていうテーマで語りたくなる。そんな状況を考えても、やっぱり凄い作品なのは間違いない。
散々模倣され、庵野監督自身も、「シン・ゴジラ」で、エヴァをセルフリメイクというか昇華した今、どんな衝撃を、再び与えてくれるのか。
楽しみにしています。
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