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映画感想「オーヴァーロード」

映画感想「オーヴァーロード」

映画「オーヴァーロード」(2018年/110分)
の映画感想です。

おすすめ度:「俺は好き!ほかは知らん!」

あらすじ(ネタバレなし)

タイトル「オーヴァーロード=Overlord」、由来はノルマンディ上陸作戦のコードネーム「オーヴァーロード作戦」より。多分。

ノルマンディ上陸作戦に参加するアメリカ落下傘部隊。
村の教会に設置されてある、妨害電波塔の破壊が彼らの任務だったが、「思わぬ敵」との戦いに直面する・・・!


感想(ネタバレなし)

Rー15 です。
理由は、「グロ」描写です。
どれくらいかと言えば、、、「ランボー/最後の戦場」クライマックスの機関銃バトルや、ボール・ヴァーホーヴェン系のグロ描写がイケるなら、楽しめるず!
私は、楽しみました。
グロ描写無理!血を見るの嫌い!という方は、回れ右して、他をあたりましょう。

できるだけ情報を入れないほうが楽しめるので、できれば予告編もスルーしてご覧ください。



あらすじ(ネタバレあり)

「思わぬ敵」とは・・・。
教会の地下では、ナチスの秘密実験が行われていたのだ!
「千年王国」には、千年生きられる兵士が必要だ。
残虐(というか悪趣味)な実験により、怪物化した村人や兵士たち。
少数の部隊(4、5名)VS 怪物&ドイツ兵の戦いが始まる、、、、!

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感想(ネタバレあり)

なんか、懐かしさを感じる作品である。

だって、敵はナチスであり人体実験ですよ・・・。今更過ぎるプロットのような気もする。

だが、独自の味付けとして、「ノルマンディ上陸作戦」をプラス。

前半は、空挺部隊の上陸(まんま「バンド・オブ・ブラザース」)
→仲間との離散と集合
→目的地の村へ
→美女の協力も得て、村に潜入
という、戦争映画あるあるが続く。

このパートが思いの外いい感じなので、のちのトンデモ展開にも、新鮮味が感じられる。

まぁトンデモ展開といっても、「ナチスの人体実験によって怪物化させられた人間たちと戦う」という、おバカな話ではあるのですが。

だが、飽きさせない工夫はきっちりと。

それが、「R-15」ゴア描写である。

頭と脊髄だけになってるのに「タスケテ・・・」と片言で請う女性とか、ちょっとやり過ぎだろうと思いつつ、楽しんでしまう自分が恥ずかしい。

「怪物」のグロさに目が行きがちだが、個人的に新鮮だったのは、ガンアクション。
今まで見てきたどの戦争映画より、銃声や弾着が派手。
銃器には詳しくないのだが、あれって多分考証無視してるんじゃないだろうか。

敵側は、最近珍しいほどの、純粋な悪役。
いくら殺されても良心の呵責を感じない、キュートさすらある、ベタな連中である。

人体実験を行っている科学者は、メガネかけた小太りだし。
どうやって怪物化するって、「血清」だし
ボス的扱いのナチス将校なんて、血清を打った瞬間に、わかりやすく豹変し、「私は神だ」とか言い出す始末。
と思いきや、3分後には、「総統の千年王国は永遠なのだぁ」とか叫んだり、とっても小物である。神じゃなかったんかい。

楽しみました。
欲を言えば、10分くらいは短く出来た気はする。
「本格戦争映画」から「トンデモナチス映画」にギアチェンジする境目が、若干もたつくのが惜しい。
でも、好きな人は好きでしょう。私は好きだ。

二回見ることは決してないだろう。なんなら、さっき見終わったのに、すでに所々覚えていませんが、きっちりと役割は果たしている良作です。

例えるなら、、、

R-15版「キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー」というノリでしょうか。

「時間があれば」ぜひどうぞ。


参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89
https://www.imdb.com/title/tt4530422/?ref_=fn_al_tt_1

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