フェイラー は なかまをよんだ！
かわいいハンカチのかわいさを紹介するだけの記事。
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上半期買ってよかったもの記事の中でご紹介した、フェイラーのハンカチ・シチリアーノ。色合い、柄、手触り、吸水性なにもかもに満足していて、外出する頻度も低いのでしばらくハンカチはこれをたくさん持とう～と思っていたのだけれど。
実は我が家に、いつの間にかフェイラーが増えている。最初の一枚を買ってから数カ月やぞ。
「最近なんかハンカチ増えてない？」と、夫の若干怪訝なまなざしも感じる。
誰に言い訳をするわけでもないのですが、購入した新入りたちのかわゆさを語ることで、お買い物を正当化していこうと思います。買った順だよ。
①SWEET PEACH（FEILER×KEITAMARUYAMA）
こちらのtweetで知った、KEITAMARUYAMAとのコラボ柄に一目ぼれしてしまった。
ケイタ マルヤマ“艶やかな桃柄”のシュニール織ハンカチ、フェイラー×ザ トウキョウと再コラボ - https://t.co/QGApFrecX5 pic.twitter.com/FBDT2M2oi4
— Fashion Press (@fashionpressnet) August 9, 2023
あかるいクリーム色の地にくっきりしたピンクのグラデーションがきれい！
そもそも、中華のニュアンスを含んだデザインが大好きなのだ。中華料理店の内装にあるような赤や黒のつやつやした家具とか、きんきらの提灯とか、中国茶の茶器とか。チャイナボタンやチャイナシューズにもキュンときがち。
そして「ヘム（ハンカチの縁のこと）」の魔力をここで思い知る。それまではヘムの色違いがある柄を見てもパッと「買うとしたらこの色！」というのが判断できていたのに、この柄については本当に選べない。
まったく同じ柄でも、深い藍色のヘムがつくとぐっと落ち着いて高貴な雰囲気になるし、鮮やかな水色と桃のピンクの組み合わせはキッチュさがたまらん。淡いピンクのヘムなんてもう、シノワズリのティーセットじゃん、背景ロココのお城じゃん、お姫様じゃん（？）……。
どれにしようか悩みながらインスタグラムやTwitterで購入された方の投稿を検索しまくっていたのだけれど、色違いで購入されている方も多い印象だった。なんなら全色買いしている猛者が結構いた。わかるぞ。
わかるんだけど、ただでさえお嬢様価格のフェイラーがコラボでさらに値上がりしているという代物なので、涙を飲んで水色のヘムを選択。雑貨店大流行期、大中や宇宙百貨と一緒に青春を過ごしてきてしまったので、中華柄×キッチュ配色の魅力に抗えなかった。
一見派手な色柄なんだけど不思議な上品さがあって使いやすい！
水色、クリーム色、ピンクの組み合わせが可愛すぎて目に入るとうきうきしちゃう。
「桃と蝙蝠」という組み合わせは縁起がよいらしいので、嫌な仕事がある日は魔よけのつもりで握りしめている。
愛用のお化粧ポーチとの相性も◎。
こうして見ると濃い水色×ピンクの組み合わせ、好きなんだなぁ。
②OHスシ
何かの拍子に見かけてからずっと頭を離れなかったお寿司柄。クリーンな紺色の地に、ドット絵みたいなお寿司柄がユーモラスでかわいい。
なお「頭を離れなかった」一因には、フェイラーのオンラインショップのページで燦然と輝くSOLD OUTの文字列が多分にあったことも認めよう。気になるのに買えない、というシチュエーションは人の購買意欲をこんなにも煽るのね。
で、再入荷のお知らせを受け取ってまんまと購入。
えびに赤身、いくら、鉄火巻き……と定番のネタがおどる中で、私の心をとらえて止まないのがこちら。
芽ネギである。
いや、おいしいけどさ。一辺25センチの正方形という限られたスペースで、群雄割拠のネタたちを押しのけて居場所を勝ち取り、堂々と胸を張る芽ネギ！
葉がピンとして、梅肉も乗って、とってもおいしそうだね。
デザインした人は、たぶん相当のお寿司好きなのだと思う。
あと、フェイラー愛好家諸先輩の記事から「フェイラーのハンカチはときどき銀糸が織り込まれているデザインがあって、それがチラチラ光るのがとてもかわいい」という情報を入手していたのだけれど、現在私の手持ちの中ではこちらのお寿司のハンカチが唯一、銀糸入りのデザインとなっている。
え、どこに銀糸が入っているかって？
シャリだよ。
白いお米の中に時折ちらっと銀色が光って、まさにピカピカのシャリを表現している。ネタ枠（お寿司だけに）の柄でも、いやだからこそ？ 細部まで手を抜かないフェイラー、さすが。
③フルーツサンド
ゆいさんがご紹介されていたのを見てすごくほしくなったフルーツサンド柄。
寿司と同じタイミングで再入荷したのでセットで大人買いしてしまった。気になるのに買えない、というシチュエーションは人の購買意欲をこんなにも以下略。
まっ白いパンとクリームの陰影、色とりどりのフルーツが目に入るたび、パン屋さんやカフェでフルーツサンドを見つけた瞬間の胸のときめきがそのまま再生される。フルーツサンドってなんというか、「愛でる」対象としてすごくちょうどよい。耳を落とした食パンの、ふわふわした触り心地のせいだろうか。ケーキよりも親し気で、菓子パンよりも幼気で。
仕事中、PCの横にたたんだ状態でそっと置いておくのが好き。ちいさくてふわふわの、可憐な生き物を飼っているみたいな気持ちになる。
④コーヒーブレイク
風がちょっと秋めいてきたのに浮かれて買った。カフェオレみたいな柔らかいベージュ地に、コーヒー豆やマキネッタ、カップなんかがおどっている。
ベージュと茶色、深緑色のヘムの組み合わせが、喫茶店の内装みたい。肌寒い日にあったかいニットを着て街を歩く、そんなときに持ちたくなるハンカチだ。
そうそう、最近気づいてうれしかったこと。
飴ちゃん入れとして使っているお気に入りのポーチとの組み合わせがめちゃくちゃよいのである。
ポーチの深緑とハンカチのヘムの色がリンクして、コーヒーとホットケーキというモチーフの組み合わせもぴったり！
ポーチはずいぶん前に買ったものなので、だいぶくたびれてきてしまっている。いつか同じものを見つけられたらいいな、と思うのだけれど、買った神戸の雑貨屋さんはもう閉店していて、タグについているブランド名らしきものを検索してもそれらしきものはヒットしない。雑貨は一期一会。
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こうやってみると食べ物ばかりだな……？
一見おしゃれ柄のシチリアーノとケイタマルヤマコラボもレモンと桃だし。
フェイラーに初めて興味を持ったときは、お花の柄が気になっていたはずなのにな。おかしいな。
果物とかフルーツサンドとか、甘いものの柄が多いので、次に買うのはしょっぱい系の柄がいいかもしれない。ラーメンとか。
……じゃなくて。
今年の目標は「来年までハンカチ買わない」です。よろしくお願いいたします。
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