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おいしい病院食 6日目~朝~ 高野豆腐、さすがのうま味です


ご飯の量は、結構しっかり。

ご飯 普通
高野豆腐の含煮
キャベツの和えもの
玉葱の味噌汁 1/2
牛乳(パック)

高野豆腐と呼ぶけれど。

 メインのおかずは高野豆腐。
 寒い地方では「み豆腐」って呼ぶ。
 私も「み豆腐」派だなー。
 この二つ、作り方が違うんだって。
 ウィキペディアで見たら、
「高野豆腐は、日陰で夜間の寒気に数日間晒し、脱水後に火力乾燥させて仕上げる」
「凍《し》み豆腐は、薄く切った豆腐を稲藁で編み、軒先に吊し、日中は直射日光を当て溶解させ、夜間は寒気に晒す事を繰り返して自然乾燥させる」
とある。
 凍《し》み豆腐は、寒い地方で豆腐を放っておいたら、偶然、美味しくて保存の効くものができてしまったというのが始まりだろうね。
 夜中の厳しい寒気で水分が外に出てきて、それが凍る。
 翌朝、凍った水分が日光に当たって溶けて落ちる。
 それを繰り返すうちに、あら不思議、水分を与えると柔らかく、美味しい豆腐に元通り(ちょっと違うけど)の便利な保存食ができちゃった。
 つまり、元祖フリーズドライ食品ですね(ちょっと違うけど)。
 高野豆腐とみ豆腐、あわせてこおり豆腐と呼びそうですが 現在は、その9割以上が長野県で生産されているそうです(ウィキペディア)。長野県では、もっぱらみ豆腐だとか。
 いやー、おいしい食材です。
 にんじん、いんげんとの組み合わせも相性ばっちり。

ふたたび、お味噌汁は二分の一。

 管理栄養士さんのこだわりが再び。
 お味噌汁の半分攻撃です。いや、そんなに違うようには見えないのですが。
 ありがたく、いただきます。
 
 本当に、おいしい病院食でした。ご馳走様。

(つづく)


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