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「気持ちをデザインする」ということ

心をコントロールするのは難しい。自分でいくら律しようと思っていても、感情の起伏だったり、ちょっとした体調の変化で、心はいとも簡単にぐらぐら、ゆらゆらとしてしまう。

心がマイナスなほうへ傾いてしまうと、身も心も重くなってしまう。人によっては、立ち直るまでに時間がかかるという場合もあるかもしれない。

私も、どちらかといえば立ち直るまで時間がかかるほう。マイナスに傾いてしまうと、どんどん厄介なほうへと転がってしまうのがわかっているから、なるべくマイナスにならないように気持ちをデザインする。

常にプラスにとはいかなくても、フラットな状態でいれば、ちょっとやそっとのことではへこたれなくなる。

ちなみに、私が意識しているのは以下のような部分。

・悪口や愚痴を言わない

誰かの悪いところ、痛いところをつくよりも、良いところを素直に伝えられる人間でいたい。

・羨ましいを口に出さない

「羨ましい」は、「妬ましい」と紙一重。「うらめしい」にならないよう、ほどほどに。羨望は心の中に。羨むよりも、羨望の背景に何があるのかを知る。

・好きなもので自分を満たす

嫌いなものに囲まれるより、好きなものに囲まれていたほうがずっといい。自分がご機嫌でいるためにも、好きなもの・テンションがあがるものを把握しておく。

・居心地のよい空間をつくる

リラックスできる居場所・空間をつくる。息抜きする場所は、生き抜きに必要な場所になる。

・一緒にいて楽しい人といる

一緒にいてしんどいよりも、一緒にいて楽しい人といたほうがそりゃもう楽しいに決まっている。隣り合うことが幸せだと思う人と、笑いあえたらいい。

・「いやだなぁ」と思うことは先に済ませる

好きなことばかりで埋め尽くすのはむずかしい。ちょっと苦手だな、いやだな、と思うものをできるだけ先に済ませる。すると、後に残るのはなんとなく好きなものだったりする。残り物には福がある。余裕も生まれる。

「気持ちをデザインする」——なんだか、大げさなように聞こえるけど。

実際のところ、意識しているのはとても簡単なことばかり。要は、心がマイナスに傾かないよう、自分で自分の心に守りをかけているだけのこと。

なんだか心がもやもやする・気持ちが沈む・やる気が起きないというときは、心を整える、という意味で、どうか気持ちをデザインしてみてほしい。

サポートしていただいた分で創作・執筆活動の幅を広げていきたいと思います。