コロナ禍で1ヶ月22万人を癒す海外リスナー率50%超の音楽ラジオ「Tone by Gridge」が感じる世界中の生活様式の変化。そしてこれから向かう未来とは。ー①
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コロナ禍で1ヶ月22万人を癒す海外リスナー率50%超の音楽ラジオ「Tone by Gridge」が感じる世界中の生活様式の変化。そしてこれから向かう未来とは。ー①

aiko yunoki

こんにちは。グリッジ株式会社 取締役 ゆのきです。



グリッジは cinnamons × evening cinema のコラボ曲「summertime」が 「#君の虜に」で世界的にバズり「TikTok流行語大賞2020 音楽部門賞」を受賞したり、Spotifyが発表した「2020年で海外でもっとも再生された国内アーティスト楽曲」で第7位にアニメタイアップソングが多いなかでランクインしたこともあり、レーベル事業を行なっていることはご存知の方も多いかもしれません。


実はもう1つ、弊社はYouTube上でチルなサウンドを流す音楽ラジオ「Tone by Gridge(トーンバイグリッジ)」を運営しています。

今回はこの「Tone by Gridge」について以下3つ分けて書いてみようと思います。

①過去(Tone by Gridgeとは/できたきっかけ)
②現在(2020年、コロナ禍を経てリスナーの変化。何を感じているか)
③未来(2021年、これからTone by Gridgeが向かう先とは)

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(※その前にちょっと告知)Tone by Gridgeは、2020年11月より、日本コカ・コーラとオーガニックシャンプーBOTANISTを手がけるI-neとの共同出資で運営するリラクゼーションドリンク「CHILLOUT」との協業を開始しています。今月1月26日からは、その「CHILL OUT」と創業100年経つ老舗銭湯「改良湯」との"チルすぎる"コラボ企画もスタート。合わせてチェックしてみてください。

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チルサウンドラジオ「Tone by Gridge」とは

そもそも「Tone by Gridge」とは何か?

Tone by Gridgeとは、前述通り、YouTube上の音楽ラジオです。世界中のチルサウンドをキュレーションして、24時間365日ノンストップでチルサウンドを配信をしています。(Tone by Gridgeは2019年3月からスタートしましたが、今のような24/7配信をスタートしたのは2020年2月からです。

https://www.youtube.com/watch?v=56q3dOGNAJ8


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(⬆︎現在3つの音楽カテゴリでライブ配信をしていて、スクショ時には述べ848人が同時に音楽を聞いてくれています。)

日本ではいわゆるサブミッションメディアと呼ばれるメディア形態です。サブミッション=投稿・提出・提案の意味。つまり、世界中のアーティストが私たちのラジオに「僕/私の曲を流して!」とサブミットしてきた音楽を、専任の音楽キュレーターが1つ1つ耳を通し、厳選したものを配信しています。


昔ラジオ局にカセットテープを送っていたそうなのですが、それがYouTubeに置き換わったという感じです。現在までに2000組以上のアーティストを取り上げて来ました。

リスナーは仕事しながら、勉強しながら、リラックスタイム中など・・・各々の好きな時間にチャンネルにアクセスをし、世界中のリスナーと「同じ時間に・同じ画面で・同じ音楽を」共有しています。ときには左のチャット画面でコメントをしながら・・。

【Tone by Gridge概略ステータス】
・チャンネル登録者37,500人(2021年1月9日現在)
・平均同時視聴者数:600〜800人
・アーティスト層:アメリカ、韓国、日本、フィンランド、インド・・
・リスナー層:アメリカ、日本、ロシア、ブラジル・・・

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YouTube上で音楽ラジオを始めたきかっけ。

ちょうど2年前2019年3月から開始をし、本当にいろんなチャレンジ&試行錯誤してきて、時代変遷としてはざっくりとこんな感じ。なので今のクリエイティブ(=キャラクターNatula)になったのは本当にここ半年以内です。

・2019年3月:「tone」スタート
・2020年2月:24時間365日配信開始
・2020年8月:リブランディング。「Natula」クリエイティブへ。

2019年3月に始めた理由は、「新たな才能と出会いたい」「インディペンデントで活躍するアーティストたちへ何かブーストのきっかけを与えられるような露出の機会を作っていきたい」というところからスタートしました。

当時からChilledCowChillhopなどサブミッション型のチャンネルはあり、そこから有名になったアーティストやクリエイターもいたので、そんな存在になりたいと思っていました。

前述のnoteにあるように、グリッジは音楽業界に長年身を置いていたわけでなく、本当に新参者です。私たちもある意味インディペンデントで、インディペンデントのアーティストとともにムーブメントを起こしていきたいと思っていたのです。

また、プラットフォームでYouTubeを選んだ理由としては、グローバルサービスを目指したいスタートアップとしての意地により(笑)、ウェブを開発するのではなく、世界中から簡単にアクセスできるプラットフォームで行いたいと思ったこと、また、YouTube上のよく再生されるコンテンツは上位が音楽を占めているということからもチャンスを感じて2019年3月よりYouTubeにてスタートしました。

そんな気持ちでTone by Gridgeをスタート。最初はもちろんオーガニックでサブミットくるはずもなく、こちらからアーティストへお声かけすることから始まります。

当時は今の24時間365日ノンストップ配信の形態は違い、音楽ごとにイラストを掛け合わせてアーティスト同士のコラボの機会をつくってみたり(そこからお仕事に繋がったペアもあって本当に嬉しかったな)、いろんな挑戦をしつつ、どうすればリスナーに対してフックが作れるコンテンツになるのだろうと試行錯誤の日々でした。

海外ビートメーカーたちとの出会いが意識をかえた

2019年の春先だったかな、たまたま私たちのYouTubeをみて「自分の音楽に合いそうなチャンネルだから僕の曲を取り扱ってくれ」と連絡してくれたアメリカ出身ビートメーカーがいました。

メールが英語だったので最初はスパムかと思いました。後にその彼はアーティストの傍、CH登録者数の多い人気ゲーム実況者であることがわかります。

「え?なぜ、チャンネル録が少ない私たちに?」(※当時はまだCH登録1000人少し超えたくらいだったと記憶しています)

アーティスト「これは僕がアーティストとしての初めての楽曲なのですが、チャンネル大小関わらず、僕の音楽が好きと思ってくれるユーザーを抱えていそうなコミュニティに流してほしい。ちなみにあなたのチャンネルはYouTubeで探してみつけ、配信している楽曲を聴いてマッチすると思ったから連絡をした。」

そこから自然とだんだんと海外のアーティストから、私たちのFacebookやInstagramに宛てて、「僕/私の音楽を聞いてくれ!とSpotifyやSoundcloudのリンクが直接送られてくるようになったのです。次第に1日100以上サブミットがくるようになってくるのです。

ちょっとでも返信を返すのが遅くなると、「聴いてくれた?」「お返事気長に待ってるよ」と催促メール。

私「・・・いや、めちゃくちゃ営業してくるやん!」

しかも、「僕/私の楽曲を採択すると、こんなメリットがあり、あなたのメディアの拡大に貢献できます」とよだれがじゅるっと出そうなそそられる営業トークまで。。

日本と海外で分けて比較することは個人的には好きではありません。(なぜなら日本も相手方からすると海外なので)ですが、自分の普段の意識とは全く違う現実、アーティストからのアクションに

「あっ、なるほど、海外のアーティストは自分から営業をかけるんだな」「ちょっとでも聴いてもらうきっかけを積極的にとりにいっている」「Spotifyのプレイリストに入れてもらうことをゴールにしてるわけでないんだ」

「っていうか、どっちかというと焦ってる・・?」
と感じたのです。

当時、日本のストリーミングシーンでは「Spotify for artist を使ってのピッチングの仕方」などの情報が結構話題になっていたような気がしています。

海外のアーティストはそれは当たり前の手段として、その先の楽曲の機会を自らの手で探しにいってるんだ・・・。しかも日本のチャンネルにでさえ。という衝撃を受けたことを今でも覚えています。

その衝撃は、Tone by Gridgeの運営方針を見つめ直すきっかけになりました。

アーティストとリスナーとのクッション材の役割になっているTone by Gridgeがもっとメディアとしての意味合いを強靭なものにしなくては・・。

ストリーミングサービスやディストリビューターのおかげで誰でもアーティストになれる時代になり、即時で世界中と繋がれる時代になりました。

誰だって、音楽の良し悪し、キャリアに関わらず、音楽を聞いてもらえる環境は秒で作れる。(私だって明日には配信をスタートしてアーティストになってるかもしれない!)。

しかし、結局のところ、お店(ストア)に並んだところで、自分のファンベースを築いていない限り、プレイリスター、キュレーター、メディアなど第三者のリアクションやレコメンドがなければ音楽は届かない。

このファンベース構築が難しいからプレイリスター、キュレーター、メディア等に頼るのだけど、やっぱりそういったメディアもある程度数字がある著名な人を扱う(気持ちは分かるため批判しているわけでありません)、どこか政治的な匂いを感じる・・・(もちろんそうじゃないところもあると思います!)

アクセスの可能性は無限大に広がったけれど、この障壁は依然としてあるのかなと、アーティストからのメッセージを無言の叫びとして感じました。

もっと私たちTone by Gridgeがメディア・コミュニティとしてブランド価値を高めてアーティストパワーに左右されることなく(そそられることなく)、「良いもの」を届けていくアーティストのためのチャンネルを目指さなくては・・・。

・・・・・

そこから2年間本当にいろんなことにチャレンジをし、昨年2020年2月に24時間365日ノンストップの配信をスタートし、2020年8月にリブランディングを経て今のクリエイティブで再始動をします。

次回は2020年コロナ禍で24時間365日ノンストップ配信を開始して感じた世界的なリスナーの変化、リブランディング後の我々のコンセプトについて記したいと思います。

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チャンネル登録も是非。お気に入りの「部屋」見つけてみてください。
また、Tone by Gridgeの公式noteもあります。こちらは1日200件以上の楽曲を聴いている弊社音楽キュレータDaiが書いています。

Tone by Gridge : YouTubeチャンネル

24/7 Bedroom Lo-Fi・Neo Chill Radio Ch1 - to sleep, relax, chillout [ Lo-Fi / Chillhop / Beats ]

24/7 Electronic Chill・Neo Chill Radio Ch2 - to study, relax, chillout [ Electro / Lo-Fi / Beats ]


24/7 City Pop Beats・Neo Chill Radio Ch3 - to study, relax, chillout [ City Pop / Jazzy / Beats ]


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aiko yunoki
Gridge Inc. / 現27歳。25歳で音楽知識と社会経験がほぼ皆無でスタートアップ取締役に。音楽×○○なコト作り。summertime #君の虜に のcinnamons × evening cinema の所属レーベルAno(t)raks です。よろしくどうぞぉお〜。