森岡毅本を読みすぎたおかげで、もはや自分にとってUSJはテーマパークではなくセミナー会場

今日は休日。本当は小説を読もうと思っていたのだけれど、この本が目に入り、また読みたくなってしまった。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
森岡毅

初年度は年間1100万人を集めたが、以降は集客が伸びず700万人台にまで減ってしまったユニバーサルスタジオジャパン。V字回復させる最中、森岡毅は何を考え、何を感じ、どうアイデアを生み出したのか。

この本は、売り上げが低迷しているUSJに入り、V字回復を成し遂げている真っ最中の本ということで、現状起きている課題をどう分析し、どんな考え方をして、どう解決策を導いたのかが細かく書かれており、今の自分には非常に参考になる。

革新的なアイデアを思いつくための考え方が載っており、そのまま次の瞬間からいかしていけるのだが、特に自分の刺激になったのは、コミットメント(どれだけ必死に考えられるか)という部分。

前回の記事で決意表明をしたのだが、冷静になると、「自分はどこまで本気で取り組めているのだろう?」という思いが出てきた。もっともっとがんばれるし、休みの日だって仕事できるし、必死にならなきゃいけないのに本気になり切れていない。全力を出せていない。現在の立ち位置に満足している自分がいる。

自分が何十年後どうなっていたいとか、最終的な目標が明確でなく、今と未来のつながりが見えないからか、

本を読むと自分がわかっていないことが多すぎて、今の自分じゃどうせ無理だと思っているのか。

本気を出して結果が出なかったときに傷つくのが怖いのか。

頑張り方が合っているのか自信が無いのか。

森岡毅が言っていたように、自己保存の本能が働いて変化を恐れているのか。


理由はよくわからないけれど、自分が何となくやる気でないなーと思って過ごしている間も毎日必死に仕事に取り組んでいる人がいることはわかっている。
本当に負けたくないって思う。

自分ができることは、この一年間で目指すべき高くて、でも達成したいと思う目標を決め、死ぬ気でそれを目指すこと。

じゃないと絶対後悔すると思う。

一年後に、「あの時あれをやっておけばよかった」「なんであれをやらなかったんだろう」と思うのは絶対嫌だから、こんなに必死だった一年は無いって思えるくらい、本気になろう。


森岡毅の本は何回読んでも新しい気付きを得られる。

今日のタイミングで読んで本当に良かった。

負けない。

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