前だけ見ていても、時間は短い

気付いたら2023年4月4日。社会人3年目。年齢はまもなく28歳になりそうなわけで。いよいよぼーっとしている時間も無くなってきているわけで。

この年になると、いい加減な僕でも、さすがに自分の生き方について考えるようになってくる。今の夢、というかやりたいことは、完全リモートワークの職場で働き、キャンピングカーで全国を移動しながら暮らすこと。
でもこのままダラダラ過ごしていたら、本当にただの夢で終わってしまう。
ということで、最近は、自分のやりたいことを現実に移す勇気が出るような本をよく読んでいる。
今回読んだのは、友人のおすすめ本!

「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」

元敏腕音楽プロデューサーであり、その職を捨て、ニュージーランドの湖畔に移住した四角大輔さんが書く、人生の断捨離本。「捨てる」というワードでくくっているから、何かを失うように感じてしまうが、内容は「勇気を出す」「一歩踏み出す」ということも含んでおり、明日からこれをやっていこう!が見つかる1冊。

個人的に、特に「これだ!」と思ったことをいくつかあげていく。

①人脈を捨てる
僕はもともと、付き合いがいい方ではなかった。仲がいい人とは飲みに行くが、仲良くなるための飲み会は楽しくないし、行きたくない。だが、もっと様々な人と関わった方が自分の視野も広がるのかなと思い、今年は飲みの誘いを断らないようにしていたのだが、まあ楽しくない。ふわふわした雑談をして、お金と時間を浪費しただけ。何も残っていない。自分が「行きたい」と思うものに行かないと、自分も相手も楽しくないし、意味のある時間にならない。
飲みに行くこと≠「人脈づくり」「情報収集」
単なる知り合いは人脈ではないし、情報は自分で取りに行けばいい。
というわけで、気が進まない飲み会にはいかない。

②ときどき“他人の目”を捨てる

「なにか知りたかったら、「教えてください」と自分からまっすぐにお願いしよう。誰かと仲良くしたいなら、その好意をさらけ出そう」
P138

つくづく人づきあいが苦手だなと思う。何か知りたいことがあっても、それを質問することのハードルが高く、まあいいかで済ませてしまう。
誰かと仲良くなりたいと思っても、それを言葉に出して、相手に伝えられない。相手から仲良くなりたい、と言ってもらえても、うれしいのに照れ隠しで「いや~」みたいなことを言ってしまう。こんなの損しかない。もっと素直にポジティブな感情を出していく。

③むやみな自由願望を捨てる

「会社をやめたいと思ったら、まず余計な付き合いや買い物をすべてやめよう。生活レベルを下げて、どこまでミニマムライフコストを下げられるかを実験しよう」
P187

芸能人であれ、ユーチューバーであれ、インフルエンサーであれ、いわゆる普通の人と違うことをしている人たちは輝いて見えるし、自由と成功を共に手に入れているように見える。けど、そんな人は本当にごく一部で、そこにいきつくまでにくろうしていたり、もしくはそこにたどり着けないままでいる人の方が多いんだろう。だが逆に、どちらかなら意外と簡単に手に入るのではないだろうか。今の生活レベルを保ったまま自由も手に入れようとすると簡単ではないけれど、生活レベルが下がることを受け入れれば、自由は手に入れられる場合もある。

「それから今いる場所で、どこに行っても通用するマナーと、あらゆる職種で活かせるベーシックスキルを身に付けることに専念しよう。」
P188

著者が挙げていたのは、「デジタルデバイス」「ソーシャルメディア」「コミュニケーション英語」の3つ。
環境的に、働いている中で英語を身に付けるのは難しいから、まずは「デジタルデバイス」「ソーシャルメディア」を勉強していく。
デジタルデバイスは、マクロやアクセス等を用いた作業の自動化や分析、ソーシャルメディアはツイッターの活用を。


むやみな自由願望を捨てる章にもあったが、いきなり自分のやりたいことをスタートするのは難しい。少しずつ、着実に一歩一歩、目標を見失わずに進んでいくしかないんだ。

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