映画「パターソン」から学ぶ、幸せのつかみ方
4月は変化の時期。自分の働く環境が変わったり、周囲の人が入れ替わったり。
でも逆に、変わらない自分に不安を覚える人も多いのではないでしょうか。
同じ毎日を繰り返しているように感じ、自分の生き方が色あせているように思えてしまう。
周囲の人が皆、人生を楽しんでいるように見えて羨ましい。
大人になったらもっと刺激的な毎日を送るはずだったのに、毎日家と職場の往復で、休日はシコシコと本や映画の感想文を、
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・・・私情が入りすぎました。
でも今回は、そんなことを考えてしまう人にこそ見てほしい映画です!
「パターソン」
アメリカ・パターソンに住むバスの運転手:パターソン。朝起きて、仕事に向かう。お気に入りの滝の前でランチをし、詞を書く。夕食後は犬の散歩がてら行きつけのバーへ。一見代わり映えの無い毎日を過ごすパターソンの、1週間を描いた作品。
パターソンは特別な環境にいるわけではなく、ごく普通の毎日を送っています。
何なら、同じような生活をしている人は、その辺にいると思う!
じゃあなぜこんなに穏やかな気持ちになるのか。
なぜこんなにドラマチックなのか。
なぜ退屈しないのか。
パターソンに学んでいきましょう。
①毎日が新鮮
パターソンはバスの運転手で、毎日決まったルートを走ります。でも、彼が目を向けているのは、道路状況・乗客・乗客が話す内容。彼の中では毎日が違っていて新鮮なのです。
私たちも、「電車で通勤する」という行為は同じでも、横にいる人、天気、街の様子、、、違うものはたくさんあります。そこに目を向けることができるかどうかが、新鮮な毎日を送れるかどうかの境目なのでしょう。
②好きなことをする時間を作る
パターソンが昼休憩の際、お気に入りの滝の前で妻が作ってくれた弁当を食べ、詞を書きます。その様子はとても穏やかで、好きなことをしている彼がとても幸せそうに見えます。
また、夕食後に犬の散歩がてらバーに行き、ビールを飲む。これも、彼が好んでやっていることです。別に誰かから強制されているのではなく、好きなことを気付いたら毎日やっている。
羨ましく思ってしまいますが、こんなことをしている人は、周りにもいるかもしれないですよね。なんなら、仕事前に、いつも休憩室で読書をしている自分も、いい時間を過ごしているなって思われているのかも。
自分がしたいからする、行きたいから行く、会いたいから会う。自分の「好き」を叶える時間は、すごく大切なのだと思います。
まとめ
「幸せになろう」とするときりがない。上には上がいる。
生きていく中で出会う小さな幸せを感じ、毎日を楽しみながら生きることで、結果幸せになれるのでしょう。
そんな名言を思い出した映画でした。
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