繁忙期の傷がようやく癒えたので

 クリスマスの1週間前あたりから年明けて成人式が終わるまでが、私の仕事の最大の繁忙期ですけども、毎年他の季節の比じゃないほどの人の入りでストレスが体に発露するほど忙しいというか、心が尋常じゃない疲労を溜め込みます。
 今回は特に、諸事情で主戦力が2人ほど戦線を離脱せざるをえなかったので、本当に疲れた。
 やめときゃいいのに今年のクリスマスも週末であることを知ってしまったのでね、反省を踏まえて「やっといてよかった」「やっときゃよかった」を挙げていきます。

推しを摂取する

 本当に救われた。これはやっといてよかったことです。
 推しのグッズに香水があるんですけど、これを毎朝纏ってました。繁忙期に入るまではあまり積極的につけてなかった。香りが独特で、夏場には合わないなとか、毎朝時間がギリギリで香水のことが頭から抜けてたとかで。10秒もありゃつけられるんだから、シュッとひと吹き心の鎧を身につけるつもりで繁忙期はなるべくつけていきました。不意に香る推しの香水、仕事中一瞬でも元気付けられてとてもよかったです。
 推しの歌ってみた動画と歌ってみたコラボ動画を粗方突っ込んだリストを通勤退勤でリピート再生したことも、かなり助けになりました。YouTubeの「2022年最も見た動画セレクション」はほぼ全て推しの歌ってみた動画が占めてました。ヘビロテのヘビロテを極めた。

人類滅殺ビームメイク

 やってよかったかもしれないこと。
 強い気持ちは強いメイクから。普段メイクのわりに濃く、眼光鋭く、ラメはファンネル、リップ塗ってもマスクで見えないんだからと、目力盛り盛りなアイメイクを心がけました。メイクの腕があまりないのでなかなか悲惨な顔面だったと思うのですが、それも加えて心の鎧でした。「俺は今日強い」日々折れそうな心をなんとか保つために施したメイクのおかげで、出勤する心構えを作れたと思います。
 今はすっかり落ち着いて、ある程度穏やかに過ごせています。不思議なことにアイメイクの濃さはかなり緩和され、まぁ色塗ったとこ見えるからいいか、眉毛あるしいいかまで手を抜くようになりました。
 そこはこめかみでは?みたいなところまでアイシャドウを広げ、アイラインも目尻から結構伸ばしてましたが、眼鏡でかなり隠れるのでトントンっしょ!くらいの軽いノリでギリギリ歌舞伎者だったな…。今年はカットクリース会得してバリ強威嚇顔にして繁忙期乗り越えたろうかな…。

完全食の導入

 これはやっときゃよかったやつ。
 おそらくストレスだと思うのですが、何食べてもお腹痛くなってました。食べる直前に胃の膨張感みたいなものもあり、食欲も大きく減退、でも食べないと腹が減って力が入らなくなる。仕方がないので後々腹が減らないように一定の量を食べ、冷や汗か脂汗が出るほどの痛みに根性で耐えて仕事をする。
 繁忙期終盤は痛む仕組みがなんとなくわかってきたので、ドラッグストアに売ってるクリミールやメイバランス、ゼリー飲料を1時間おきくらいでちょっとずつ胃に入れることで「痛いけど蹲りたいほどではない」程度を許容し、痛えもんは痛えからと諦めてました。
 神経性の胃痛に効く太田胃酸も買って飲んでましたが、こっちは効果があったのかわからない。常に痛かった。うまいことなんとか倒れなかったなって感じだった。

体の保湿

 これは手を抜かずにやっておけばよかったこと。
 明け方に体が痒くて起きる日が度々ありました。冬は皮膚が乾燥する季節です。ストレスがそれに余計なブーストをかけて耐え難い痒みになって襲ってきます。半端な時間に目が覚めて、体を掻きむしり、力尽きて再び寝る。ただでさえ取れにくい疲れが寝不足で更に強固に体にこびりついて、睡眠負債と共に疲労も1日の休日では癒えないほど溜まり、そして痒くて起きるせいで…の悪循環の極みみたいな状態でした。対処法は保湿一択。ストレスで拍車がかかるというだけで、元々は皮膚の乾燥からくる痒みです。風呂上がりにセタフィル塗って寝れば、痒くて起きることはなくなりました。
 ストレスでどうにかなる前から皮膚の乾燥には気付いていたので、面倒くさがらずに保湿しておけばよかったなという反省でした。

気を抜かない

 全てを終えて明日からそこそこの連休を控えた体が一瞬宙を舞って、氷の塊に尾てい骨を強かに打ちつけ、そこから1ヶ月弱尾てい骨が痛かったです。
成人式も過ぎ、状況的にも時期的にもできなかった仕事にやっと手をつけ、片付け、明日から連休だぜヒャッハー!と喜び勇む心とは裏腹に体はかなり限界に近かったせいか、玄関まであと数歩のところで氷の塊(昼は雪だったもの)を踏んで滑って尾てい骨を強打しました。尻のワンクッションもなく、ストレートに氷の塊に尾てい骨を打ちつけ、持っていたコーヒーはぶちまけられてだくだくと氷に茶色が染み込んでいく様を見ながら、全部嫌になった記憶が薄れずにあります。
 連休中ずっと痛かったし、2月に入っても少し違和感があったので骨に異常があったのは確実だろうな。足を引きずるほど疲れていたとはいえ、あんなに小さな面積の氷の塊を避ける気力を惜しんだのは悪手でした。家に着いて寝るまでが仕事です。

食欲がわくしゲームしたい欲が出る最近

 最近仕事でムワーハラタツーみたいなことがあり、むしゃくしゃするからすこしドカ食いするぜ!と夜マックを食べながら「むしゃくしゃして食欲わいてんじゃん!?」と気付きました。繁忙期に負った傷がなかなか深かったらしく、繁忙期を終えても確実に半月は食べるのに多少難儀していたので、何も考えず食べ物でストレスを発散させようといった発想が出たことに驚きました。そしてそれは傷がほぼ完全に癒えた証でもあります。本当にストレス溜まるとすぐ食えなくなるもんで。
 休みの日も据え置きハードでゲームする時間を取るようになりました。寝るより遊ぶ。体も心も余裕がないとゲームできなくなりましたからね、悲しいですが。心身の健康のバロメーターみたいな側面が出てきたので、遊べるということはかなり元気ということなのでせっせとやってます。

今年も嫌だなぁ

 客足が流行病前に戻りつつあります。ということは、今年は去年より人が来る。駄々こねても仕方ないので仕事しますが、嫌だなぁ。せっかく反省したので活かしますが、本当に嫌だなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?