見出し画像

採集生活の科学!

最近、採集して食べるレジャーを楽しんでいます。
プチ採集生活をしていると、色々な疑問点や発見があります!

山菜の科学!

今年の冬は、新潟地方の大雪でしたので、「大雪だと山菜豊作」という仮説に基づき、山菜天国というネット情報を頼りに、岩原スキー場で探してみました。

時期が悪かったのか、技術不足か、あまり山菜は見つけられませんでした…

山菜師匠と一緒でも、ウルイ(山菜)とバイケイソウ(ヤバい毒草)を間違え、第三者に指摘されることもあったりと、
難しさも体感しているため、強気の採集はしておらず、
コシアブラやタラの芽っぽい山菜は見逃しましたが、
ワラビだけは独特な形状が自分好みで、見付けて楽しく、積極的に採ってきました~

ワラビというとアク抜きが必須!
チアミナーゼというビタミンB1を破壊する酵素(=人間にとっては毒素)を含有していて、これはアルカリと熱で分解されます。
ワラビが酸性土壌を好んで生息していることと関係しているのでしょうか?

ワラビ500gに対し、1Lの水を沸かし、重曹小さじ1を入れて、80℃くらいになってから、ワラビをつかるように入れ、
ちょうどいいアク抜きは半日ほど置き、
ぬめり・ねばりで判定していい感じの状態になったら、
水洗いして、そばつゆなどに漬けて食べてます。
(豊作なら冷凍)

潮干狩りの科学!

千葉・富津の潮干狩り場で潮干狩りしてきました。
連日の雨で、当日も雨が上がってすぐ、数日前に大きめ地震ありの大潮の日。

毎年、同じ場所で潮干狩りをしていますが、
今年は、採集時に口がビローンと出ている貝がたくさん!
あかんべー妖怪みたいです。

潮干狩りの貝というと砂出しが必須!
海水もしくは500㎖+大さじ1の塩(ペットボトルキャップ2杯)に漬けて暗いところで2~5時間。
待ちきれないときは、50℃のお湯の中に暗い中10~20分置いて、ヒートショックで砂を出します。
水洗いして口を閉じさせて、冷凍してから調理すると旨味アップするらしいので、冷凍保存して、少しずつ使ってます。

潮干狩りの後は、近くの公園食堂で昼食も例年。
イチゴ貝煮が気になり追加注文。とても美味しい。
イチゴ貝は、ツメタガイという貝の別名で、一般には食用にはされていないようです。
アサリなどを食べる肉食害貝とされ、潮干狩り場を全滅させることもあるとか。
カタツムリのような形、もしかしたら今回も見かけたかも。

採集生活も料理も科学ですね!

以前の記事でもご紹介したAmazon(アマゾン)の電子書籍読み放題サービスKindle Unlimitedで読むことができます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?