散文 3
とにかく天気の不安定な1日でした。
毎日のことではありますが、
朝から洗濯機を回し、ゴミ出しや諸々をこなし終わった洗濯物を干す。
通販の出荷の準備などをしつつ、
スーパーへと買い出しに行こうとしたタイミングで小雨。
あわてて洗濯物を取り込み、
小雨の中スーパーへ爆走。
いつも通りレジは混雑。
帰宅後、買った300円の弁当を食べながら作った曲の確認作業。
とにかく天気のせいもあり忙しない午前でありました。
食後の一服も出来ぬまま、急いで楽器を準備し練習スタジオへ自転車で向かう道中。
蛇がいました。
…ヘビ?
ちなみに私の家はそこそこ都会なはずです。
え…蛇?
昔のカエルの時と同じくらいの狭い路地の真ん中に、蛇がアスファルトを泳ぐようにうねうね、と動いています。
突然目の前に現れた非日常に頭がぼやけてきます。
…なんで蛇?
そう、私は郵便物を出すためにいつもとは少し違うルートを選んでいたのです。
スピードを緩めながら、ぼやけた頭で考えはじめます。
"うわぁ…なんで郵便物のためにこの道来ちゃったんだろ…ポストなんて他にもあったし、もっと早く行動しとけばこのルート使わなくても良かったんじゃね?…うわぁ、うねうねしてる…ひぇぇ"
後悔と自戒の念が押し寄せてきます。
そう、人間とは後悔をすることができる生き物なのです。けれども、今は全然関係ないですね。
失礼。
ただ1点、以前とは違うことがある。
そう、私は歳をとったのだ。
中年になった私は臆することなく引かないように、ただただ避けて事なきを得るわけなのですが、
なんとなくそんな出来事から昔のカエル事変が思い起こされたわけなのです。
幼い頃は自ら探し求めにいっていた昆虫の類も、大人になるといつの間にやら苦手になっている。
そんな話か?
いや違うなw
特にオチも何もないただの記憶と日常の話で申し訳ないのですが、散文としてここに記しておきたいと思った次第でありました。失敬。
なんとなく気になり調べてみたところ、
"蛇を見る"って何か良いことの前兆らしいですね。
詳しく調べたわけではないので何とも言えないですが、
"夢で見る"みたいなことの方が多いようなのですが、実際に見るのも良いぞ、みたいなことも目にしたりしました。
迷信じみたことはあまり気にしないタイプではあるのですが、なんか良いことあったらいいなー…とただただ思うばかりです。
たまには他力本願でもいいじゃないか。
などと腑抜けたことを吐かしながら、
今日はこの辺で。
では、また。
幽
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