デザイン思考は本当に役立つのか?
こんにちは。ゆうやです。
コロナによる影響で外出自粛が続く中、よりによって晴天が続きますね。
外出したくてうずうずしていますが、なんとか我慢しています。
皆さんはどうですか?
今回は、題名の通り【デザイン思考は本当に役立つのか?】についてアウトプットしていきたいと思います!
結論から言うと、デザイン思考はこれからビジネスしていく上でとても大事です。
ではなぜ大事なのか、
そして、デザイン思考をすぐに実践できるように、大事なところを3つにまとめていきます!
最後まで読んでいただければ幸いです。
はじめに
皆さんは最近よくこのような言葉を耳にしませんか?
UX:ユーザー体験
CX:顧客の体験
EX:働いている人の体験
ビジネスの現場ではこの言葉が良く飛び交っています。
なぜ”体験”が重要視されているのかというと、
需要と供給が関係しています。
昔は、「便利なものは自動的に売れる」時代、つまり「需要>供給」という環境が成り立っていましたが、
今はインターネットの普及や技術力の進歩によって類似商品が増え、その中から「消費者がサービスを選ぶ」時代へと変化しています。(需要<供給)
では、消費者がサービスを選ぶ時代に何が重要視されているかというと、”体験”なのです。
例えば、Amazonで化粧品を買おうとした際に、2つの商品があるとします。
A社の商品は、価格が圧倒的に安いが、レビューが最悪(100円の商品だが、逆に肌の調子が悪くなった。)
B社の商品、価格は高いが、レビューが好評(5,000円の商品だが、肌荒れがなくなった!)
上記を比べると、どちらの商品を購入したくなりますか?
大半の方が、B社の商品を選ぶのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、ECサイトが普及した世の中で、ありふれた商品やサービスの中から1つのサービスを選ぶ基準になっているのが、誰かの”体験”なのです。
消費者は、誰かの体験や口コミをみて、その商品に魅力を感じ、購買行動へと移ります。
(Youtubeやインスタグラムが典型的な例です。ちなみに、私は良くYouTuberのプロモーションをみて、試して見たくなり、商品を購入したりしています。)
では、その重要な”体験”をどのように消費者に届けていくのでしょうか。
その1つの手段が”デザイン思考”です。
デザイン思考は、”人々のニーズを正しく理解する”事です。
ニーズを正しく理解する力を補う為に、とても必要だと思う意識を3つにまとめていきます。
1、観察する
まずは、徹底的に目の前の現象を観察してみてください。
観察する事で、今まで気にも留めなかった出来事から、新しいアイデアが生まれます。
例えば、「プログラミングを学ぶ為にスクールへ向かう。学生はその何気無い移動にお金をかけている。スクール運営者としては、場所を確保する為に高い家賃を払って間借りをし、その一部を学生に負担させる。」
これって普通のことなのですが、そこを観察してみると、
学生はプログラミングを学ぶ為に多額の費用を払ってスクールに入会しているが、そこに販管費が入っていることを知らないとする。
そもそも学生は生活費の一部を切り崩してスクールに通っているので、なるべくコストを下げたいのが本望じゃないのか。
仮に、運営側が間借りをせずにオンラインで同じ質のサービスを提供できるとしたら、テナント代が浮いて結果的にスクール代って安くなるんじゃないの?
みたいなことにも気づけますよね。
結果的にコロナの影響でそのような需要が顕在化しましたが、もともと需要があったのではないかと思います。
このように、観察することが消費者の潜在的なニーズを知るきっかけになることを忘れないでください。
2、プロトタイプを作る
アイデアはすぐに実行してみてください。
観察した中で、「本当はこうじゃないのか?」といった仮説が浮き彫りになったら、まずはそれに近しく簡単に実践できるようなプロトタイプを作ってみてください。
例えば、自分がプログラミングスキルを持っている場合は、
まずはプログラミングをやってみたい人などに無料でサービスを提供してみてください。
zoomを使って簡単なWEBサイトを一緒に作ってみてください。
そこでオフラインよりも質が落ちないかどうか試してみてください。
次に、別の方に他のサービスよりも安価な形でサービスを提供してみてください。
それで実際にビジネスとして成り立つのかどうかテストしてみてください。
どうでしょうか。
特に時間やコストのかかることは一切していませんよね。
自分が思ったアイデアは、プロトタイプを作って短期間で効率よく実践していくことが、重要です。
3、アンケートからアイデアを武装化する
アイデアは多種多様な意見から、形へと変わっていきます。
自分で考えついたものが、世の中に受け入れられるかどうかではなく、自分のアイデアを実践して、そこに第三者からのエッセンスを加えていくことが重要です。
「プログラミングスクールをオンラインで安価に提供できる」ことがプロトタイプから証明されたからといって、ユーザーから「これめちゃめちゃ良いじゃん!」という一言がもらえる確率は相当低いと思います。
なぜなら、オフラインにもメリットがあるからです。
例えば、「オフラインの方が同じ目的の仲間が増えて楽しい」だったり、「競争心が掻き立てられてスキルアップに繋がる」など、様々なメリットがあります。
ただ、その意見を聞いて落胆するのではなく、「競争心はオンラインでもできるのではないか?」と、ユーザーの意見を積極的に取り入れていくべきです。
その先に、「ユーザーのレベルの可視化」のようなゲーム形式での競争心を掻き立てるという別のニーズが存在します。
このように、自分ひとりのアイデアで物事を進めていくのではなく、人を巻き込んでいくスタイルの方が、結果的に”デザインスキル”を身につけていく一番早い方法だと思います。
そして、そのユーザーを通じて、第三者への口コミが広がっていき、結果的に人が人を呼ぶような大きなプラットフォームを構築していることが考えられます。
(もちろん、ユーザーが増えた時のリソース配分は考えておくことを前提として、、)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
デザイン思考とは”人々のニーズを正しく理解する”為の1つのツールであって、それを最大化することは普段の生活の延長線上にあるということがお分かりかと思います。
私の経験から、皆さんには”ワクワクするような体験”をユーザーに提供できる仕組みを作ることをおすすめします。
私は、小さなイベントを運営していますが、初めは失敗しました。
理由は、自分の価値観をユーザーに押し付けていたからです。
ただ、色々な方との出会いから、デザイン思考の重要性に気づき、今はユーザーと共に、常にサービスをグレードアップさせています。
結果的に、「また参加したい」という言葉をいただけるようになりました。
以上。
デザイン思考は奥が深いので、
まだまだたくさんお伝えする部分がありますが、
今回はここまでとさせていただきます。
少しでも参考になったなと思った方は「いいね👍」
ここもう少し深掘りして聞いてみたいという方は「コメント」
よろしくお願いいたします!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ゆうや
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