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稽古の日記 三日目

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くらやみダンス#8
『くらやみダンスの宝島』
脚本 岡本セキユ・神山慎太郎
演出 岡本セキユ
2021年11月25日(木)-30日(火)
於:池袋スタジオ空洞
【詳細】
https://kurayamidance.wixsite.com/home/next
【予約】
https://ticket.corich.jp/apply/114981/006/

10月13日

今日の稽古場は東京の端の端、江戸川区は葛西。
弱小劇団たる我々は自前の稽古場を持っていないので、都内各所にある広くて大きな声出せて人に迷惑かからない施設を転々とするジプシー的毎日を送っている。

僕の家は埼玉県和光市。家から見える川を超えると東京都板橋区。
狭義には埼玉県民だが、広義には東京都民だと思っている。

そんな僕にとって東京の中心(港区、目黒区、渋谷区、千代田区etc...)は何年東京で暮らしてても、ソワソワして蕁麻疹が出てしまうけど、東京の端っこ(板橋区、練馬区、北区、江戸川区etc...)は故郷のように落ち着く。

葛西、いい街だ。
駅前のブックオフが充実している。
ブックオフの在庫量と、家賃の低さと、近くに大きめのマルエツがある確率は、共に正の相関関係があることがプリンストン大学の研究結果によって示されている。

あとやたらと飲み屋が多い。どれもこれも良さげな店構え。
コロナになってここ2年間、稽古終わりに飲みにいくということがぱったりなくなってしまった。稽古終わりの酒は至高の極み。何ならうまい酒を飲むために稽古をしていたようなところもあった。
緊急事態宣言が解除されて、一応お店も空いてはいるが、やはりここは我慢するしかない。迫りくる誘惑を断ち切って、飲み屋街を小走りで通り過ぎる。

途中、缶ビールでも買って、一人しっぽり飲み明かそう。

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