稽古の日記 五日目
くらやみダンス#8
『くらやみダンスの宝島』
脚本 岡本セキユ・神山慎太郎
演出 岡本セキユ
2021年11月25日(木)-30日(火)
於:池袋スタジオ空洞
【詳細】
https://kurayamidance.wixsite.com/home/next
【予約】
https://ticket.corich.jp/apply/114981/006/
10月17日
今日も今日とて人の稽古をずっと見ていた。
流石に流石に飽きてきたので、共に出番がこない金子さんと一緒に衣装を考える。
脳中でいろんな人の服を、着せ替え人形にみたくあれこれ当てがって遊ぶ。
キャラクターによっては一瞬で服が決まる。
例えば、大夢さん演じる隣の家のやばめなおじさんは、僕の中では完全に志茂田景樹ルックの一択だし、
内田くんが演じる怪しげな謎の男はファイトクラブのブラットピッドみたく、年季の入った革ジャンを着てて欲しい。
いろんな映画を見てても、やっぱりいいキャラクターはいいファッションをしてる。
『レオン』のジャンレノのチェスターコート、丸メガネ、ニットキャップ、マーチンのプレーントゥーにパンツの裾から見える白ソックスの出で立ちは言わずもがな。(マネしてみたいけど、まだ歳が追いついてないなぁ。)
『アメリ』の赤と緑を基調にした女の子っぽくてレトロチックなスタイルにゴテッとした革靴(これもマーチン!)の合わせもグッとくる。
ウッディーアレンはチノパンにチェックシャツをイン。からのダボっとしたジャケットで何とも冴えない、ダサーイ雰囲気を演出していたけど、これがまたトラッドの中に抜け感があるというか、綱渡り級のギリッギリ絶妙なバランスを保ってて良いのよね。(10年前に見てたら、まごう事なきオジサンファッションだったけど、最近の流れから見ると逆にありなのよね。リバイバルってか、流行の繰り返しを感じる。)
そんなわけで、妄想と興奮を滾らせて収集がつかなくなったあたりで稽古終了。
脳からプスプス音とともに煙が立ち昇る。
さて、みんな、どんな服を着る事になるのか。
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