気づいたら、修正する

手帳を振り返りながら、
ああ、月日が経つのは、早いなあ、
毎日、一生懸命やっているのになあ、
と、思った。

あれ？　毎日、一生懸命やっているのは、
目の前のことを、片付けようとしていることだね！
ああ、だから、一生懸命やっているのに、満足感がないんだね！
と、思った。

気づくと、これを片付けなくちゃ！　と、
せっせと次から次へと、やらなければならないことを、こなしている。
もうこれは、私の思考と行動のクセだな！　と思った。

そして、これは、”本当は、やりたいと思っている” ことから、
逃げていることでもある、と思った。

”今、ここに、集中して、やりたいことをやっている” と、
時間と空間が、広がる感じがする。

”今、目の前のことを、こなすのに集中している" と、
次から次へと、ベルトコンベアを流しているような感じがする。

私は、後者の意識で、「はい、次！　はい、次！」とやっているから、
自分はどこに向かっているんだろう？　という気持ちになって、
満足感を持てないでいるんだと思う。

そうわかっていても、気づくと、ベルトコンベア流しをしている。
これまでずっと、そうやって生きてきて、
自分の中に深く刻み込まれた習慣は、
そう簡単には変わらないもんだ、と思いながら、
”気づいたら修正” を、あきらめずに、繰り返している。
そうやって、習慣が、新しいものに変わっていくのだ、と思っている。