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「レディ・プレイヤー1」を見ながらブロックチェーンを語る会 ーレポート

レディ・プレイヤー1の続編が出るみたいですね!

この告知を見て、3ヶ月ほど前に「映画「レディ・プレイヤー1」を見ながらブロックチェーンを語る会」を開催したのを思い出しました。

その名の通り映画をみながら、その映画の内容をブロックチェーンの観点で意見をいうだけのイベントですが、個人的に面白いなと思った観点が出てきたのでまとめようと思います。

作品の権利をブロックチェーンで管理

まず初めに「コンテンツを利用する権利をブロックチェーンで管理できたら面白いのではないか」という観点です。

映画の中では、ガンダム、デロリアン、ハルク、ゴジラ、AKIRA、キングコング、チャッキー、、など数多くの作品が登場します。

この映画を作ろうとすれば、時間と金をかけて一つ一つの作品を利用させていただくために交渉する必要があるでしょう。もしくは、グレーにはなりますが、オマージュして同人的に制作するなども考えられるかもしれません。

いずれにせよ、他の作品を登場させようとすると今の仕組みではかなりの時間と労力は必要になります。

ですが、これらの作品の権利をブロックチェーンで管理して、二次流通の仕組みを正しくデザインできれば、もっと簡単にこのような作品を作れるようになるのではないかと思います。

レディ・プレイヤー1に出てくるような作品に限らず、世の中にはたくさんのコンテンツが存在しています。ですが、作品の無断利用や複製、コンテンツ作成者への利益還元少ないなど、コンテンツの二次流通に関して様々な課題を抱えています。

これらの課題の一因として、「二次流通が仕組み化されてない」ことにあると思います。

コミケやコスプレをみてわかるように二次流通には、一次流通で届かなかった層にもアプローチできかなりのマーケティング効果を期待できるものでもあります。

2次流通をうまくデザインできればコンテンツ産業はより発展できると思います。

コンテンツの二次流通に関してはERC721を使った簡単なプロトタイプを作成してるので是非ご覧ください!


企業のオアシス参入はマイニングファームのマイニングに似ている

オアシスでは、創始者であるハリデーが残した遺産($5000億)とオアシスそのものの所有権をを求めて、多くのプレイヤーがゲームに挑戦しています。

ただ、ゲームが難しく一向にクリアできないので、ゲームをクリアすることより、純粋にゲームを楽しんでいるは多くいたことでしょう。

ですが、そんなオアシスに大企業IOI(イノベイテブ・オンライン・インダストリーズ)がゲームに参入してきます。目的としては、もちろんのオアシスの所有権と遺産を独占するためです。

これらの関係性をBitcoinに当てはめてみると、マイニングファームがBitocinのマイナーになってることを同じ構造だと感じました。

お金が集まりそうなところに、大きな資本が投入されるのはゲームでも現実の世界でも変わらないですね。


現実世界の資金をゲームの世界に持ち込めない設計が重要

上記に挙げた、企業のオアシス参入やマイニングファームの問題点として、既存の資産をバーチャルやBitocoinの世界に持ち込めることにあると考えています。

オアシスのようなVR空間やBitcoinを楽しむ人の中には、完全否定とは言わずとも、少なからず既存社会のアンチテーゼのようなものを抱いており、そのような世界に何かしらの現実世界とは違うものを求めてると思います。

オアシスに既存社会の資金(法定通貨)が流れ込み、その流れ込んだ資金がオアシスの中で同じ価値を持っていたら、オアシスに違うものを求めてきた人としては面白くないですよね。

つまり「法定通貨の価値を、オアシスのような世界の中での価値と紐付けないこと」が、重要だと考えます。

下記の記事が上記の意見についてかなり詳しくまとめってるので、ぜひ読んでみてください。


ただ、今の世界ではどこかしらに法定通貨の出口がないと生きてはいけませんが、小さくてもいいので法定通貨ではない世界でも生きていけるようになればより社会がより豊かになるではないかと思います。

夢物語で本当に価値はあるかは分かりませんが、、、


2100万BTCが発行された時、サトシナカモトが出てくる?

かなりネタバレになりますが、主人公たちが3つの鍵を集めた時にオアシスの創設者であるハリデーが登場します。そしてハリデーがオアシスに関して様々なことを明かします。

このシーンをBitcoinに例えると、Bitcoinの発行上限である2100万BTCが発行させた時に、
もしかしたら「サトシナカモト」が現れるのでは?
そしていろんな真実を明らかにしてくれるのでは?と思いました笑

発行上限に達するのは2140年頃と言われていますが、その瞬間まで生きていたいものですね!(Bitocinの発行上限の瞬間に立ち会うことが生きるモチベーションになるひとも出てきそう笑)


終わりに

今回はレディ・プレイヤー1をブロックチェーンの観点から考察してみました。

この映画もブロックチェーンの観点で語りたいなどリクエストありましたらお待ちしております!

また、ブロックチェーンを使って何かやりたい人、もっとブロックチェーンを知りたい人向けにブロックチェーン特化のコニュニティーを運営しております!

興味のある方は是非参加してみてください〜


p.s.

パスワードを盗み取られてましたが、パスワード管理はしっかりやりましょう。当たり前ですけど秘密鍵は絶対公開してはいけません!

自分はプログラミング学び始めた頃に、開発用だからいいだろうと思って、MetamaskのMnimonicをGitHubで公開してました。

ですが、公開していたのを忘れて開発用MetamaskにMainetのETHを入れたらなんと、その瞬間に違うアドレスに送金されて盗まれました、、

この記事で一番伝えたかったことはこれかもしれません。

「秘密鍵の管理はしっかりやりましょう!」

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