見出し画像

【井上が秋田で出会ったおばあちゃんへ生きた証を一緒に作って贈る】

今回の好きな人に本を贈るは二ツ井町で出会った森岡さんと一緒に作る、森岡さんの生きた証本。

森岡さんとの出会いは能代市から二ツ井町へ引っ越してきたときの
区長さんだった(ご主人が区長さんだったのを引き継ぎ、今は退任している)挨拶に行ったとき「はい〜?ん?あぁ〜聞いてる。聞いてる。まず上がれ〜」と家に上げてくれて「まずいらっしゃい。なんとなく話っこ聞いてるけど…まずお茶飲むか?そいともコーヒーか!?」と、もてなしながら話を聞いてくれた。

うちの町内会は30世帯ほどの集まりで、まわりに比べると小さい区(らしい)その中で集まりとなると女性陣が9割を占める。
その中のまとめ役が森岡さん。
家にお邪魔するときは大抵「どうも〜遊びに来たよ」
「おーい、いるか〜」「すみませーん」と町内の人が出入りする。

「いつでも遊びにおいで〜」その言葉に甘えて、たまにお邪魔して
「今度、こんなことやりたいです」と話しをすると
「できるかな…!?けどまずやってみるか。みんながここに来たときにはなしてみるね」といつも前向きに検討してかたちにしてくれる
(いつもありがとうございます)

秋田で出会った、おばあちゃん。
会うたびに引き込まれ好きになる。

先日もお邪魔していると話をしていると「これ見て!父さんとの写真っこ。取材してもらった写真と文章大きくしてもらって、額に入れてもらったの」と新聞の切り出しを見してくれた。「これ、息子たちにもやる!って話すんだけど。いらないっていうの。ここに来れば見れるって…まずその通りなんだけどさ。あと写真もいっぱいあってそれも全部ここさあってさ…元気なうちに片付けねばね!っと思ってるところ。あはははは〜」

新聞の切り出し、ちょこっと見してもらった写真
森岡さんが話くれるその当時の思い出。話している表情が実に良い。
柔らかく、楽しそう。


「これは本にして家族さんに渡したら、良いじゃないの?」
「よし、今度来るときにしまうまプリントで作った本持って説明しに行こう」

井上:
「前話してくれた写真。本にできますよ。見て、これ」と2019年に開催した個展の時に作った本を話して見せた。

森岡さん:
「あい〜!こんたのもあらったか。いや〜いいな。あ、これ。これ◯◯さんじゃねか…」

井上:
「そうです。そうです。◯◯さん今、写真があればパソコンで本ができるんです。大きくて重いアルバム渡すのは難しいかもだけど、これぐらいの本だったら息子さん、孫さんも、もらってくれると思いますよ〜」

森岡さん:
「んだな。これぐらいの大きさであれば邪魔にならないから良いな。で井上さん私は何をすればいいの?」

本作りへ続く・・・

ーーーーー
今回の流れは森岡さんが自分で作る形ではなく
「写真と言葉」を井上が聞き語りし本へと落としていく。

月に1回ぐらいを目安に訪問して都度、写真と言葉を本に起こす。
記憶から記録へ。好きな人に本を贈る。
森岡さんの生きた証を家族へ贈るお手伝い。
さて、どんな本になるか。とても楽しみです。

引き続き、少しでも多くの人に届きますように…
好きな人に本を贈って行きます。
ご興味ある方はお気軽に井上ゆずるまでご連絡ください。


いいなと思ったら応援しよう!

佐藤弦|副業 × サラリーマン
ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!